<Sky RKBレディスクラシック 最終日◇17日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6490ヤード・パー72>
きょう5月17日は21歳の誕生日。菅楓華が12ラウンドぶりの60台となる「69」で回り、トータル7アンダー・18位で大会を終えた。
多くのギャラリーに『おめでとう!』の声を掛けられたバースデーラウンド。残り69ヤードの2打目を3メートルにつけた2番から3連続バーディで沸かせた。その後は1バーディー・1ボギーと伸ばせなかったが、「去年の誕生日もこの大会で迎えて、今年もプレーできてよかった」と、思い出に残る一日に自然と笑みがこぼれた。
20歳の時間を過ごした1年で、大きく飛躍した。昨年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で初優勝を果たし、今年3月「台湾ホンハイレディース」で2勝目を挙げた。さらに、3月23日時点の世界ランキング75位以内の資格で、「全米女子オープン」(6月4日開幕、リビエラCC/カリフォルニア州)の出場権も獲得した。
プロ3年目の今季の目標は「年間3勝」。この日は改めて「あと2勝したい」と力強く宣言した。そして、「高校生のときにオーストラリアで一度だけ海外での試合に出たことはあるけれど、アメリカは初めて。プライベートでも行ったことがありません。いろんな経験がしたい」と、初の海外メジャーへの思いも口にした。
18位タイの賞金126万円を加算し、今季獲得賞金は8552万891円となった。4月「ヤマハレディース」で8000万円を突破して以降の5試合は微増が続くが、次戦「ブリヂストンレディス」で優勝すれば、年間1億円の大台に乗る。出場11試合目での1億円突破となれば、2018年の鈴木愛、22年の西郷真央に並ぶツアー最速記録だ。
「4日間大会でポイントも高いので大事な試合。早く2勝目もしたいので」。優勝への大きなモチベーションともなる記録への挑戦。牛歩を終わらせ、大きな目標に掲げる年間女王に向けて走り出すためにも、21歳は次戦の勝ちにこだわる。(文・臼杵孝志)
