<Sky RKBレディスクラシック 2日目◇16日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6490ヤード・パー72>
昨季はメルセデス・ランキング76位に沈み、シード落ちからの復権を目指す川﨑春花がV戦線に上がってきた。6バーディを奪い、ボギーはなし。4月の「ヤマハレディース」最終日の「67」を1打更新する今季自己ベストをマークし、初日の45位から9位まで浮上した23歳の笑顔が輝いた。
「チャンスについたときに、しっかりパットを決めることができた。ショットが悪いときはアプローチでカバーできたし、よかったと思います」
4メートルを沈めた3番パー4からムービングデーのバーディラッシュが始まった。残り96ヤードの2打目をピンそば50センチにつけた8番パー4など前半は3バーディでターン。後半は実測128ヤードと前日より74ヤードも短い設定となった12番パー3を9番アイアンでピン横1メートルにつけ、15番パー4は5メートル、17番パー4は4メートルを鮮やかに沈めた。前半と同じく3バーディの6アンダー。「ボギーがないのがうれしい」と、今季2度目のボギーなしラウンドに喜びも2倍増しだった。
14日のプロアマ大会は強烈な頭痛に襲われてキャンセルした。「最近、首と肩がめちゃ凝っていて、多分そこから来たのだと思います。左側だけがズキズキと痛くて、朝起きたら『あれ、体が動かない。ヤバい』ってなって…。薬を飲んだけど、無理でした」。
当日はラウンドするつもりでコースに来た。だが、体調は良くならずに断念。同じ組で回る予定だったゲストに頭を下げて、コースを後にした。「前夜祭でお会いしたときに、みなさんすごくいい方で楽しみにしていたんです。申し訳なかったし、プロアマの待機選手にもご迷惑をかけてしまいました」。
頭痛は針を打って解消した。「もう痛くない。大丈夫です」。今季のトップ10入りはここまで5位になったヤマハの一度だけだが、オーバーパー決着となった前週の「ワールドレディスサロンパスカップ」は 難しいセッティングのなか、粘って11位に食い込んだ。首位とは4打差で迎えるバーディ合戦の最終日。頭痛のタネもなくなり、ツアー通算6勝目を目指す道筋ははっきり見えている。(文・臼杵孝志)
