<クローガー・クイーンシティ選手権 最終日◇17日◇マケテワCC(オハイオ州)◇6416ヤード・パー70>
首位との6打差を追いかけ5位からスタートした最終日のラウンド終了後、竹田麗央は悔しい思いをこらえることができなかった。「きょうはあまりうまくいかなかった」。テレビカメラの前で、2バーディ・5ボギーの「73」という結果に終わった一日を振り返っている時、こぼれる涙が止まらない。
最終的な成績はトータル2アンダー・21位タイ。「全体的に噛み合わず…というか、いいプレーができなかった。風も吹いたコンディションの中で耐えることができなかったのが悔しい」。6番までに3つのボギーが重なった。バーディで、その流れを止めた7番パー5もイーグルチャンスを逃してのもの。「結構近かったし、そこまでの流れも良くなかったので入れたかった。あまり自信を持ったラインが見つけられず、打てなかったです」。後半も1つ落としてフィニッシュした。
「66」で首位に立った初日は94.4%(17/18)だったパーオン率も、最終日は55.6%(10/18)まで下がった。だが、「きょうはスコアは良くなかったけど、ところどころいいショットや、いいパットもあったと思うので、そこは良かった点」と、前を向ける要素もある。「全体的に自分のゴルフができなかったので、もうちょっと練習して頑張ります」。この日の悔しさを次につなげる。
2月の「HSBC女子世界選手権」(シンガポール)で8位、翌週に前年覇者として臨んだ3月の「ブルーベイLPGA」(中国)で5位と2戦連続でトップ10入りして以降は、予選落ちも2度味わい、さらにトップ10もなしと、停滞の時間を過ごしている。「最終日はピンポジも難しくなってくるし、その中でも耐えてスコア伸ばしていけばチャンスはあると思う。そういうゴルフができるようにこれから頑張りたい」と、ここからネジを巻き直す。
オープンウィークに加え、2週後の3日間大会「ショップライトLPGA」(29~31日、ニュージャージー州)も回避し、じっくりと調整に充てる。狙いは3週後、6月4日に開幕する「全米女子オープン」(カリフォルニア州)だ。開催コースのリビエラCCは、「1回だけ練習してきた」と予習済み。「すごいキレイなコースで、アップダウンとかもなくフラットな感じだった。メジャーでセッティングがどうなるかわからないけど、厳しくなると思うので頑張りたいです」。おっとりした口調から気合もにじむ。
全米は昨年2位と、あと一歩で優勝を逃した大会でもある。涙を乾かし、ビッグタイトルをハッキリとその視界にとらえたい。

