アマチュアのミスで多いのが、フェースの下めに当たるトップ。インパクトの瞬間、手に強い痛みを感じた経験のあるゴルファーは多いはずだ。ギアコーチの筒康博は、最新の複合アイアンなら下めヒットでもソフトな打感で飛距離が出せると話す。
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複合アイアンはフェースに強度の高いチタンやクロモリなどの素材を使うことが多いため、打感が硬くなると考えがちです。しかし今回、キンキンに冷やした硬めの2ピースボールで打感のチェックを行うと、芯で打っても、下めで打っても手に伝わる振動が少なく、ソフトな打感のモデルが増えていました。
ヘッド下部の厚みやソール幅、形状、バックフェースのバッジ、ヘッド内部の充填材などがソフトな打感の要因です。
ヘッド下部が厚くなると振動数が少なくなりソフトな打感になりやすいですし、低重心になるので下めヒットでも初速が落ちず、球も上がってくれるんです。また、ソール幅が広いものの、各モデル丸みをつけるなど工夫して接地面積を減らしています。入射角のブレに寛容でありつつも、抜けの良さを実現しており、抵抗の少なさから打感がソフトになっています。
モデルによっては、バックフェースのバッジや中空内部に充填材を入れることでインパクトの衝撃を抑えたものもありますね。
こういったモデルはトップしてもボールが上がりやすく、飛距離ロスも抑えられる。実際に計測してみると、芯で打ったときよりもわずかに打ち出し角が低くなり、初速も落ちましたが、飛距離は2~3ヤード程度の違いしか出ませんでした。
ラウンドでも気持ち良くボールが打てて、グリーンオンする確率も高まります。あの嫌な手の痛みともおさらばできますので、使わない手はないですよ。
■解説 筒 康博
つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。ドライバーのHSは40m/s。インドアゴルフレンジKz亀戸店で日々アマチュアの悩みに応える
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