ドライバーのフェースを見ると、溝が入ったものとないものがある。一体この理由はなぜなのか? クラブデザイナーの松尾好員氏に聞いた。
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ご自身のドライバーのフェース面を見てみてください。溝があるという方もいれば、ない!という方もいると思います。この溝の役割をご存じでしょうか。
晴天時はロフト角の少ないドライバーの性質上、溝の有無による弾道やスピン量への影響はほとんどありません。しかし、問題が起きるのは雨天時です。溝のないドライバーで打つと、スピンがかからずボールがドロップしたり、ドローを打つつもりが右へのプッシュアウトになるなど、想定外の球が出ることがあるんです。
ドライバーのフェースに入っている溝の主な役割は、排水効果です。フェース面に付着した水分が溝を通じて排出されることで、ボールとフェースの間に水が挟まる状態を防ぎます。この水の介入によってバックスピンが減少したり、弾道が不安定になったりするリスクを軽減できるのです。
では、どうして溝のないドライバーがあるのか。それは、フェースを薄くした設計のモデルが増えたことにあります。フェースを薄くした状態で溝を刻もうとするとフェースが割れてしまうリスクが高まってしまいます。
雨の日でも安定したボールを打ちたいという方は、溝のあるドライバーを選んでみるのがいいかもしれません。
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