<全米プロ 2日目◇15日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7394ヤード・パー70>
プロゴルファー世界一決定戦で、松山英樹は優勝のチャンスを呼び込んだ。34位から出た2日目は4バーディ・1ボギーの「67」をマーク。首位と1打差のトータル3アンダー・3位タイに浮上した。
午前7時34分に10番からティオフ。「風は昨日も強かった。きょうは朝の気温が低くてボールが飛ばなかった。そこを合わせるのに苦労しました」と、この日もセーター姿で18ホールを回った。
前半は13番でカラーから7メートルを沈めてバーディ。後半は3番で2.5メートル、5番パー3ではティショットを1.5メートルにつけ、ショットを生かして伸ばした。
6番でボギーを喫したが、7番ですぐにバウンスバック。6メートルのフックラインをカップ右フチから“コロン”と沈め、歓声が上がった、小さくガッツポーズを見せ、「ああいう入り方をするのは珍しいので、うれしかった」と、頬を少しだけ緩めた。
「ずっと悪いから…」とショットの状態には納得しておらず、調子が上がってこないのが本音。「風も強いしタフなコンディション。そのために、ティショットでフェアウェイを捉えないとグリーンヒットもなかなか難しい」と話すなか、この日のフェアウェイキープ率は初日に続き57%(8/14)と、決して高い数字ではない。
それでも、メジャーを戦う上で必要なことを理解している。「ゴルフの状態があまり良くないなかでプレーしていて、ミスをしてもそこまで怒らずにできている。そこはプラスになっていると思う」。ボギーの数は初日2つ、この日は1つだけ。しっかりと耐えている。
2021年「マスターズ」に続くメジャー2勝目へ。欲を抑えながら、冷静に週末もゲームを運んでいく。
