<メキシコ・リビエラマヤオープン 事前情報◇28日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
海外メジャー初戦を終え、米国女子ツアーは30日開幕の「リビエラマヤオープン」を迎える。ルーキーだった岩井千怜が昨年ツアー初優勝を飾り、連覇がかかる一戦。一方で、非シード選手にとっては今後の出場機会を左右する重要な大会でもある。今大会終了後に第1回リシャッフルが実施される。
リシャッフルとは、シーズン開幕時に付与された出場優先順位を途中で入れ替える制度。日本ツアーの“リランキング”に相当する。好調な選手の出場機会が増える一方で、結果が伴わなければその機会は限られていく。対象は非シード選手で、シード選手はここまでの成績に関係なく通年での出場が保証されている。
今季は15人の日本勢がツアーメンバーとして戦うなか、対象となるのは原英莉花、櫻井心那、西村優菜、渋野日向子の4人。昨年のポイントランキングトップ80がシードの『カテゴリー1』に入っており、米下部エプソン・ツアーから昇格した原は『カテゴリー9』で出場優先順位は105番目。Qシリーズ(米最終予選会)を通過してツアーカードを得た選手は『カテゴリー15』で、櫻井は同143番目、西村158番目、渋野161番目としている。
今大会終了時点でポイントランキング80位以内に入れば『カテゴリー8』へ昇格。81位以下であれば実質据え置きの『カテゴリー14』にとどまることになる。
先週「シェブロン選手権」終了時点で、原はポイントランク51位(166.7pt)で圏内に位置し、『カテゴリー8』への昇格を“当確”させた。一方、西村が104位(44.167pt)、櫻井が133位(7.75pt)、渋野が137位(5.55pt)としており、今大会の結果が今後を左右する。
現在80位の選手は78.585pt。それを上回るためには、34.418pt差の西村は35ptを得られる単独25位以上になることが最低条件。櫻井と渋野は75ptが得られる単独10位以上が目安となる。
『カテゴリー14』でも試合にまったく出られなくなるわけではない。ただ、7月の欧州連戦は今季ポイントランキングに基づいて出場権が与えられるため、できるだけ順位を上げたいところ。さらに第2回リシャッフルは「AIG女子オープン」(全英)終了後に予定されており、その結果次第ではランキング上位者のみが出場できる秋のアジアシリーズやシーズン終盤戦に出場できない可能性もある。
来季シード(80位以内)や高額賞金大会の最終戦出場権(60位以内)の確保のためにも、ここは避けては通れないシーズン序盤の“ボーダーライン”。今季序盤の活躍を振り返るタイミングでもあり、今後を占う分岐点にもなる。

