<メキシコ・リビエラマヤオープン 最終日◇3日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
ディフェンディングチャンピオンとして挑んだ岩井千怜の連覇とはならなかった。2オーバー・62位タイで薄氷の予選通過。3日目「73」、最終日「79」と落としてトータル10オーバー・74位で大会を終えた。
最終日はまさかのバーディなし。ボギー5つ、ダブルボギー1つと崩れた。チャンスは何度もつくったが、パッティングが決まらない。開幕前からグリーンの“芝目”の強さに警戒していたが、「深く読みすぎていたかな。切れそうだけど、意外に切れなかったり。そのミスが多かったです」とことごとくカップに嫌われた。
4日間で奪ったバーディはわずか6つ。昨季の1ラウンド平均バーディ数は「4.22」でツアー13位だったが、今季はここまで「3.64」で79位にとどまる。平均パット数も67位(29.48)と伸び悩んでおり、この改善がバーディラッシュのカギとなりそうだ。
灼熱のなか戦った1年前。6打差の圧勝でルーキー初優勝を飾った。連覇をかけて臨むのは米ツアーでは初めてのこと。「自分にプレッシャーをかけすぎることなく、初日のティイングエリアに立てた。どういう気持ちでいったらいいのか、雰囲気も含めて勉強になりました」。日本ツアーとはまた異なる空気感も、貴重な経験になった。
シーズンはまだ序盤。戦いは続いていく。先週のメジャー初戦では今季初の予選落ちを喫し、今週も下位に沈んだが、ポイントランキングでは日本勢最上位の8位につけている。その実力を発揮して、上位で争いたい。
「試合は続くし、まだまだこれからですね。ちょっとずついいゴルフができるといいなという思いです。来週も気持ちをフラットに戻して、楽しんでいきたい」。さらなる成長を遂げ、1年後、また思い出の地に戻ってきたい。(文・笠井あかり)

