<メキシコ・リビエラマヤオープン 最終日◇3日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
43位から出た渋野日向子は2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」と落とした。トータル4オーバーは59位タイに後退。開幕前に137位だったポイントランキングも150位へと下がった。
浮上を目指した最終日、先に来たのは前半16番のダブルボギー。ティショットが池につかまった。2つのバーディはともに難度の易しいパー5で獲ったもの。「チャンスの5メートルくらいが最初の方でどっか入っておけば」という展開で、爆発の雰囲気を漂わせることができなかった。
自身開幕戦以来、日米通じて5試合ぶりの予選通過だった。2日目には「70」のアンダーパーをマーク。フェアウェイセンターを捉え、ピンに向かうショットの数は確実に増えた。対して、この4日間を通じて課題に挙げたのはパッティングだった。
「ショットの面ももっとレベルが上がると思うし、グリーン上ももっと絶対に良くなる。4日間戦えたことで、分かったこともたくさんある。まだまだな部分ばっかりですけど、自分が前向きに捉えないと、いい方向にいかないと思う」
今大会終了後に出場優先順位を見直すリシャッフルが実施される。昨年の米予選会(Qシリーズ)24位タイだった渋野の優先順位は『カテゴリー15』で161番目だった。今季5試合で予選通過は2試合のみ。ポイントを積み重ねられずに今大会を迎え、『カテゴリー8』に上がるための最低条件だった単独10位には届かなかった。
ランキング150位で『カテゴリー14』に上がるものの、優先順位は160番前後と大きく変動しない見込み。中盤戦の出場試合は、依然として不透明になる可能性が大きい。
「トップ10に入らないといけなかったので、初日の出遅れ(97位)も、きのうきょうと伸ばせなかったのもすごく痛かった。この結果になってしまったのはすごく残念だけど、やっていることは絶対、間違っていないと思う。出られる試合を必死に戦い続ける」
その出場機会を自らつかみにいく。来週の「ミズホ・アメリカズオープン」は出場権がなく、マンデークオリファイ(予選会)にエントリーした。予選会への出場は日米を通じて「初めての体験」だ。
2枠をかけた戦いは、あす4日午後1時33分にティオフ。「頑張ります」と笑顔を見せ、米ニュージャージー州へ向かった。(文・笠井あかり)

