<メキシコ・リビエラマヤオープン 最終日◇3日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
なんとか4日間を戦い抜いた。だが、西村優菜は悔しさばかりをにじませた。最終日は3バーディ・3ボギーの「72」でプレー。トータル6オーバー・65位とわずかに順位を上げたものの、下位でのフィニッシュに肩を落とした。
前週土曜日に発症した左首痛を抱えたままの出場。開幕前日のプロアマはキャンセルし、準備もままならず、万全とは言えない状態での本番だった。「悪化はしていない」としながら、最終日は痛みを感じながらの18ホール。「首の動ける範囲が広くなったぶん、力が入って余計に痛みを感じやすかったのかな」と話す。
初日は1アンダーとまずまずの滑り出し。しかし、その後は「75」、「76」、「72」とアンダーパーをマークできず。2日目には薄氷の予選通過に悔し涙を流した。最終日は前半が出入りの激しい展開となり、後半はパー行進。「もう少しパーセーブできたし、後半はチャンスにつかなかった」と振り返った。
リシャッフル(出場優先順位の見直し)実施前のラストマッチ。「自分に余裕があったら出ていなかった痛み。でも残されている試合が少ないので、なんとか」という決意で強行出場した。「すごく大事な試合だと分かったうえでのケガ。そこに体調をあわせないといけないし、あわせられなかったのは本当に情けない。いいゴルフはできず残念な4日間でした」。
完走でわずかにポイントは加算したが、ポイントランキングは開幕前の104位から114位に下がった。158番目の出場優先順位はわずかに上がりそうだが、大幅な変動は見込みめなさそうだ。
次週「ミズホ・アメリカズオープン」は出場権を持っていないが、その代わりに大事な“試合”がある。6日(水)に「全米女子オープン」(6月4日開幕、カリフォルニア州リビエラCC)の出場権をかけた予選会に臨む。
今大会ではトレーナーがコースを歩いて帯同したが、その予選会には同行しない。「トレーナーさんがいない36ホールはちょっと心配。でも自分でやれることをやるしかない。とにかくいい状態に持っていきたい」。自らを奮い立たせて戦い続ける。(文・笠井あかり)

