<BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2日目◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース (茨城県)◇7430ヤード・パー71>
5バーディ・2ボギーの3アンダー「68」で回り、トータル5アンダーで国内メジャー今季初戦の2日目を終えたルーキー・岡田晃平。プロとして初出場となるメジャーの舞台で奮闘している。
前半5番では2打目をピン50センチ弱につけてOKバーディ。7番まで3連続バーディを奪った。9番でボギーを打つも、後半12番、15番で伸ばし、一時は首位に立った。
しかし、最終18番ではティショットを左に曲げて林の中のベアグランドへ。その後はカップインに4打を要してボギー。「毎年落としてしまうので、相性悪いのかなって。気にして右にアライメント取っていたんですけど、それでもやってしまった。あす、あさっても課題ですね」。学生時代から試合などでよく回っている宍戸ヒルズCC(茨城県)だが、苦手意識を払拭できなかった。
ショットは好調といえないが、それでも4アンダーのプレーをすることができたのはパッティングのおかげだった。「パターの調子がいいので、かなり助けられています」とチャンスをものにし、ミスもリカバリーができている。
プロとして初めての日本タイトル戦ではあるが、「去年もこの大会に出させてもらいましたし、学生の試合などもここであるので、メジャーっていう感じはしない。だけど、賞金も高いですし、車もいっぱいあるので。車が好きなので、(2台)ゲットして帰りたいなって(笑)」。岡田が狙うのは優勝副賞、そして13番パー3でホールインワンした選手(決勝ラウンドのみ)に贈られるBMWの車だ。残り2日間で奮起し、“一挙両得”といきたい。
「去年よりラフも難しくないので、ハイスコアになると思います。いつも通りにプレーすることをテーマに頑張ります」と伸ばし合いを予想。あすからのし烈な戦いに備えるべく、練習場へと向かった。(文・高木彩音)