<シェブロン選手権 最終日◇26日◇メモリアル・パークGC(テキサス州)◇6811ヤード・パー72>
“なでしこ旋風”は早くも一服となった。海外メジャー初戦に日本勢は15人が出場し、11人が決勝ラウンドに進出したが、最高位は勝みなみと竹田麗央のトータル4アンダー・12位タイ。トップ10入りには届かず、これにより今季開幕戦から続いていた日本勢の連続トップ10入り記録は「8試合」でストップした。
昨季13人だった日本のツアーメンバーは、過去2年間の優勝者だけが出場できる開幕戦「ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から、年間唯一のダブルス大会「ダウ選手権」まで、毎試合、優勝争いを演じていた。3月「ブルーベイLPGA」では竹田麗央がツアールーキーとして初優勝(米通算2勝目)。そして、1年前の「シェブロン選手権」では西郷真央がメジャー初制覇を果たした。
7月の海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」でシーズン初めてトップ10入りを逃し、連続記録は史上最長の17試合でストップ。今季はツアーメンバーが15人まで増えたため、その更新も期待されたが、ここで一度、途切れた。
竹田は20位からスタートした最終日に、4バーディ・3ボギーの「71」と伸ばしたが、トップ10まではあと一歩。「4日間を通して最後まで諦めずにプレーできた。課題も見つかったし、逆にいいところもあったので、すごく良かったと思います。グリーンを外してボギーになったところが多かったので、そこ(アプローチ)を練習したいです」と話した。
世界ランキング6位で日本勢トップの山下美夢有は、3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」と落とし、トータル3アンダー・21位で終えた。今週はコーチである父も帯同。ただショットにはわずかに波があった。「精度が良くなかったです」と厳しい表情を浮かべる。
ネリー・コルダ(米国)がトータル18アンダーで完全優勝。今季は優勝、2位、2位、2位、優勝と安定した成績を残している。山下は、戻ってきた強いネリーについて「飛ぶだけじゃなくて、タテ距離とかの精度が非常に上手。私に足りないもの。いまの自分の状態は優勝できるようなショットだと感じなかった。しっかり修正していきたい」と振り返った。(文・笠井あかり)

