<シェブロン選手権 2日日◇24日◇メモリアル・パークGC(テキサス州)◇6811ヤード・パー72>
日本からスポット参戦したふたりの明暗が分かれた。昨年の日本ツアー女王・佐久間朱莉はトータル5オーバー・98位で予選落ち。米本土で初めてのメジャーは悔しい結果に終わった。
初日は前半に「41」を叩き、106位と出遅れた。巻き返しを図った2日目も2バーディ・3ボギーの「73」と伸ばせず。「きのうよりは良くなっていたけれど、2打目やアプローチのタテ距離が合わなかった。もったいないミスが多々あって、取り戻せなかった」と振り返る。
昨季平均バーディ数でツアー1位(3.8987個)の攻撃力を誇るが、このメジャーでは初日1個、2日目2個にとどまった。地面が軟らかくランが出ないため、6811ヤードのロングコースはさらに長く感じられる。ショートアイアンでグリーンを狙うことはできない。
「私が持つ番手ではグリーンに止められなかった。難しい方に外して、寄らず、というミスが多かった。飛距離もそうだけど、高さで止められるショットが必要になる」。2度出場した、風のマネジメントを徹底する「AIG女子オープン」(全英)とは違った技術が求められた。またひとつ、学んだ。
世界ランキング上位者の資格で「全米女子オープン」(6月4日開幕、カリフォルニア州リビエラCC)の初出場を確定させている。「KPMG全米女子プロ選手権」(6月25日開幕、ミネソタ州ヘイゼルティン・ナショナルGC)も出場権を得る見込みだ。
ただ、全米女子プロは賞金総額4億円でディフェンディングの「アース・モンダミンカップ」と同週開催。どちらに出場するかは「悩んでいます」と話す。
オープンウィークでのスポット参戦を終え、帰国してすぐ「NTTドコモビジネスレディス」(30日開幕、千葉・浜野GC)に向かう。「日本でタテ距離を合わせられないと、こっちにきて余計に難しくなる。しっかりとコンタクトできるショット力を練習したい」と前を向いた。
一方、昨年のメルセデス・ランキング2位の神谷そらは、3度目のメジャーで初の予選通過。8位から出た2日目は3バーディ・2ボギーの「71」で、トータル4アンダー・11位の好位置につけた。
午前10時までしっかり睡眠をとり、全体最終組の午後2時3分にスタート。ホールアウトは午後7時ごろだった。「アメリカで時差ボケが起こるんじゃないかというくらい(笑)。後半はちょっとダラダラ時間が過ぎていったけど、なんとか耐えることができた」と上位をキープした。
先週から手ごたえを感じるアイアンショットが、この日もスコアメークを支えた。「あした以降もチャレンジャー。自分らしいゴルフでガンガン攻めていきたいです。せっかくここまで来たので、あと2日間は“ドM”になって楽しみます(笑)」。難セッティングに笑顔で身構えた。(文・笠井あかり)

