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河本力が37→28の“大波賞”で急浮上 「全力を尽くして」2年ぶり勝利へ

河本力が後半「28」をマークし、上位に浮上し最終日に進む。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年11月9日 17時54分

<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇9日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

今季平均飛距離が320ヤード越えの飛ばし屋・河本力がここに来て急浮上だ。前半こそ2ボギーの「37」としたが、後半は圧巻の7バーディを奪い「28」のまさに“大波賞”で、16位タイから首位と2打差のトータル7アンダー・4位タイまで駆け上がった。

出ました 御殿場名物のウォーターショット【写真】

「後半は間違いなくパターが入った」と圧巻の『11』パットとし、苦しい前半から打って変わっての大爆発となった。前半6番でのパーセーブが気持ちを高めた。ティショットを林に入れると、セカンドは刻むだけ。3打目勝負の128ヤードは54度で2メートルにつけて耐えた。「精神的にもすごく苦しかったので、いいパーを取れたことが大きかったと思います」。

そうすると、後半10番パー4(401ヤード)は「完璧なティショット」で、残り46ヤード地点まで運び6メートルのバーディパットを沈めた。そしてこれが、猛チャージの“合図”となり、ここから3連続バーデ、さらに14番から連続、17番から連続とチャンスに付けてはことごとく沈めていった。

この好スコアの要因は、やはりパッティング。「状態が悪くて…」と前半戦は、予選落ちも目立っていたが「横浜ミナト Championship〜Fujiki Centennial~」から状態が上がってきたと、ここまで予選落ちはゼロ。1年前から橋本真和コーチにパターの指導を仰ぎ「(良くなるまで)1年くらいかかる」と話していたそうだが、アドレス、パターの選び方、テンポ、などすべてを大改革。その結果がようやく実を結んだ形となっている。

現在、ドライビングディスタンスは『320.58ヤード』の1位につける飛ばし屋は「飛距離が活かせるのはすごくいいですね」と御殿場でも気持ちよくドライバーを振りちぎる。2022年の「バンテリン東海クラシック」から優勝が遠ざかっているが、通算3勝も見える位置で迎える最終日に向けて「やることは変わらないですが、全力を尽くして、できることだけに集中してやっていきたい」と意気込んだ。(文・齊藤啓介)

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