昨年は春に「マスターズ」を制し、秋に「ZOZOチャンピオンシップ」を制し、その強さが今なお健在であることを世界に示したウッズだった。しかし今年は、腰の状態もゴルフの調子も振るわず、コロナ禍とあいまって、スポットライトを浴びることなくシーズンを終えた。
だが、2020年のメジャー大会は、まだ2つも残っている。
全米オープンでウッズ優勝を予想するブックメーカーのオッズは28倍。2006年大会のウイングドフットで目前の勝利を逃し、今年、雪辱を目指すフィル・ミケルソン(米国)のオッズは75倍。そのミケルソン優勝に4万5000ドル(約477万円)を掛け、337万5000ドル(約3億5700万円)の一獲千金を狙っている人物もいるという。
まさに今週の米ゴルフ界は驚きの連続だったが、これから始まる全米オープン・ウィークは、さらに大きな驚きと夢あふれる1週間になりそうな予感だ。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)