<アース・モンダミンカップ 3日目◇22日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6688ヤード・パー72>
午前7時1分に後半6番パー4のティから再開した第2ラウンド(R)を、トータル9アンダーの単独首位で終えた藤田さいき。午後6時39分に日没サスペンデッドになるまでに第3Rでは6ホールを消化し、首位の小祝さくらと2打差のトータル9アンダー・暫定2位で最終日に入る。
プレーしたホール数は10ホールだが、“拘束時間12時間”という一日については「特にないんですけど(笑)」と、笑うしかないといった様子。第3Rのスタートが午後5時10分だったこともあり、「(ボールが)全然見えなかったですね。(第3R)スタート時から見づらいなと思いながらやっていました」と、パーを6個並べるのが精いっぱいだった。
「もうちょっと見えてくれたら」という思いはあったものの、トップに躍り出た“前半ラウンド”からのいい流れはそのまま持続。特に第2Rのパット数は「24」と、グリーン上が冴えわたった。ツアー通算6勝目を挙げた2022年11月の「大王製紙エリエールレディス」以来となる勝利も、十分に見える位置だ。
日曜日も雨と強風の予報が出されるなか、すで再開が遅れており、午後1時に7番からプレーを再開予定。順調に進めば、最終Rも含め計30ホールをプレーすることになる。「とりあえず体力だけは他の選手には勝てないので、そこをどうにか明日までに回復させたい。このあとケアしてゆっくり休んで頑張りたいと思います」と、再びの長丁場に備える。