<マイナビカップ 最終日(2日間競技)◇14日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇6,285ヤード・パー72>
初日44位と出遅れた中村佳音はアンダーパーが8人だけという厳しいコンディションの中、「71」と挽回し、トータル5オーバーの23位タイでフィニッシュした。初日はパッティングに苦戦したが、後半から徐々に修正。2日目は27パットとそれしっかりキープした。
「頭が動いているのかも」。初日の中断明けのひらめきがグリーン上のプレーを一変させた。夜はホテルに戻って復習。「数メートル先にペットボトルを置いて、ストロークのイメージだけ練習しました。10分か、15分、頭が動かないように、後半のいいイメージを覚え込ませた感じです」。2日目も決してショットは好調ではなく、何度もグリーンを外したが、1.5メートル前後の微妙なパーパットを決め続け、アンダーパーで回り切った。
昨年まで6年間、三重県のゴルフ場で研修生をしていたが、JLPGAのティーチング資格を取得したのを機に今年は環境を変えた。愛知を拠点にラウンドレッスンと自身の練習に時間を割く日々。「これまでよりいろんな試合に出るようになりました」。ネクヒロ出場は早くも昨年に並ぶ4試合目となった。
そんななか、先週は「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で行われたJLPGAのルーキーキャンプに参加。2日目は吉本ここねらの組でキャリングボードを担当した。「18ホール見ていて、レギュラーツアーの選手は難しいコンディションでこういうことを考えてるんだなと勉強になりました。吉本さんは硬いグリーンでキャリーとランの計算が合っていて、すごかったです」。
出身校は広島国際学院高。プロゴルファーの先輩には金谷拓実がいる。「先輩の奥さんのプレーを見て勉強したことになりますね(笑)」。フェアウエーからはともかく、今大会もラフからはなかなか止まらない硬いグリーン。学んだことを早速、自身のマネジメントに取り入れたのが2日目のラウンドだった。
先月25歳を迎え、今年がネクヒロラストイヤー。「環境を変えたこともそうですし、大事な1年だなと思っています。ラストイヤーで優勝できるように頑張っていきたいですね」。中村は来週の第6戦にも出場。ルーキーキャンプでの学びと今回の反省を生かし、出遅れの許されない1日競技で結果を残したい。
