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すでにサイン待ちは“超・長蛇の列 ”! 『キューティフル』パク・ヒョンギョンの日本参戦は「韓国で目標を達成してから」

韓国の“キューティフル”ことパク・ヒョンギョンが初の日本ツアーで存在感を示した。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年5月11日 16時35分

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇11日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

韓国ツアー通算7勝(メジャー2勝)を誇り、母国ではキューティとビューティフルを合わせた“キューティフル”の愛称で親しまれているパク・ヒョンギョンが、日本初参戦となったメジャー大会でトップ10(トータル2アンダー・8位タイ)入りを果たした。

【写真】サイン待ちで長蛇の列!

「(4日間を)アンダーパーで終えたかったので、それができて、いい感覚のまま韓国に戻れます」。トータル1アンダーで迎えた最終18番では、残り240ヤードから3番ウッドで放ったショットを「パーフェクト」と自画自賛。40センチのパットを決めバーディ締めと、まさに今後につながるプレーで4日間を終えた。

ホールアウト時点ではトップ10が確定しておらず、「押し出されないようお祈りします」と手を合わせるジェスチャーをしておどけたが、その願いが届いた。最終日も14.5フィートという超高速グリーンに設定。この速いグリーンがそのまま日本ツアーの印象にもなったというが、「いい感覚だった」というショット力で、着実にスコアメークした。

ラウンド後は、サインを待つ100人以上のギャラリーが長蛇の列を作る人気ぶり。「日本のギャラリー文化はとても素晴らしい」という感激の4日間だった。開幕前には、今後の選択肢に日本ツアー参戦があることも示唆していたが、改めて「私はいつ来てもいい」と意欲的。ただ、それは「韓国での目標を達成してから」。昨年2位だった母国ツアーの年間女王レースで1位になったら、というのが条件だ。それでも世界ランクで出場権が得られる9月の「ソニー 日本女子プロ選手権」での再来日も視野に入れている。

ここからは主戦場に戻り、さっそく14日(水)から前年覇者としてマッチプレー大会に出場する。日本ツアーだけでなく、今後は7月の海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」など、積極的に海外の試合にもエントリーしていく。

「日本のファンの方もたくさんついてくれたことに驚きました。いただいたお菓子もおいしかった。東京バナナとか」。母国では「12~13社」のスポンサーがつく人気者は、茨城でもすっかり注目選手のひとりになった。「日本はどこに行ってもご飯がおいしい。帰りは成田空港近くでうな重を食べるって決めてるんです」。そう言うと、最後はニッコリとほほ笑み、多くのファンが待つサインの列へと向かっていった。(文・間宮輝憲)

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