ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

スタート6ホールで5バーディの快進撃 19歳・吉澤柚月が糧にした“1年前の悔しさ”「去年みたいにガチガチではなく…」

3度目のプロテストとなった吉澤柚月は、”気負わず”3位タイの好発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年10月31日 17時50分

<JLPGA 最終プロテスト 初日◇31日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6419ヤード・パー72>

6アンダーの3位タイで滑り出した吉澤柚月(日本ウェルネススポーツ大)は、これまでとは少し違う気持ちで3度目となるプロテスト受験に臨めている。最終9番は1メートルないくらいの右への傾斜がある上りのパットを外し、この日唯一となるボギーを叩いてしまったが、それでも快調に大事なラウンドを終えることができた。

吉澤柚月は髪をなびかせ豪快ショット! 【写真】

インからスタートすると、いきなりの快進撃。15番までの6ホールで5バーディと、大きな貯金を作ることができた。「ショットがついていて、前半はすごくよかったと思います」。ティショットを3番ウッドで刻んだ13番で3メートルを決めると、14番は5メートル、15番は1.5メートルを沈める。この3連続バーディで、足取りも自然と軽くなった。

だからといって油断はできない状況に、苦笑いも浮かべる。天気が穏やかで、グリーンも軟らかいコースでは、合格圏内の20位タイ(現状11位タイ)は3アンダー。アンダーパーに49人がひしめくだけに、1打変わるだけで、その立ち位置も大きく変化する。「距離もそんな長くないのでアンダー合戦になるかなとは思ってたんですけど…予想以上に(スコアが)出ていて、怖いですね」。そのスリリングな展開のなか、あす以降もしっかりとバーディを狙い続ける必要がある。

プロテスト初挑戦となった2021年は2次予選で落ちたが、昨年は最終プロテストを経験。3打及ばず合格はできなかったが、その経験も糧になっている。「プロテストではなく、普通の試合だと思って(会場に)入りました。朝も緊張はしていたけど、去年みたいにガチガチではなく、いい緊張感でできたのがよかったです」。独特な雰囲気に飲みこまれることなく、その適度なプレッシャーを力に変えることができた。

「トップは目指しているけど、まずは20位以内に入らないといけない。スコアを落とさないようにしていきたいです」。今年4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」では34位タイでローアマにも輝いている19歳が、気を引き締めながら“3度目の正直”を目指していく。(文・間宮輝憲)

関連記事

JLPGA最終プロテスト

日程 2023年10月31日-11月3日賞金総額

JLPGA最終プロテストのニュース

アマチュア・その他 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JLPGA (国内女子)
    2025年3月21日 3月23日
    終了
    Vポイント×SMBCレディス
  2. PGA (米国男子)
    2025年3月20日 3月23日
    速報中
    バルスパー選手権
  3. LPGA (米国女子)
    2025年3月20日 3月23日
    開催前
    ファーヒルズ朴セリ選手権(開催延期)
  4. DP World (欧州男子)
    2025年3月20日 3月23日
    終了
    ポルシェ シンガポール・クラシック
  5. Asian
    2025年3月20日 3月23日
    終了
    インターナショナルシリーズ・マカオ

おすすめコンテンツ

関連サイト