<OPEN UP Ladies Tournament(1日競技)◇22日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉)◇6,370ヤード・パー72>
今回もあと一歩…。山田もゆは「67」のラウンドで5アンダーの2位タイフィニッシュ。先週の第5戦に続いて、またも1打差で優勝に手が届かなかった。関東圏での試合が多いネクヒロに長崎から今季フル参戦中の23歳。地元には帰らずに臨む次戦で改めて初優勝にチャレンジする。
イーグルを奪えば、プレーオフに持ち込める最終18番パー5、山田のティショットは右のラフに沈んだ。「今日はショットの調子がそこまで良くなくて、ラウンドの中で修正しようとしたんですけど、最後も右に滑ってしまいました」。
残り225ヤードの2打目は「普通なら狙うライではなかったんですけど、イチかバチかで」と3Wを握ったが、ラフに負けてグリーンを大きくショート。残り60ヤードの3打目を1メートルに寄せて、バーディを奪うのが精一杯だった。
悔しいホールとなった一方で収穫を得たホールでもあった。「調子が良くない中でスコアをまとめるのが私の課題で、昨年末から100ヤード以内とグリーン周りの引き出しを増やせるように練習してきました」。3打目の60ヤードは練習してきたことが本番でもしっかり実践できた一打だった。
長崎の同世代には今季から米ツアーを主戦場とする櫻井心那、また、山田と同様に今年からネクヒロに参戦している亀川美羽がいる。「長崎でプロを目指したり、プロとしてゴルフを続けている同期は本当に少なくて、たぶん、この3人ぐらい。高校生のころからお客様がスタートした後にラウンドさせてもらえたり、環境は本当にいいんですけどね」。現在も高校時代と変わらず、県内3か所のゴルフ場の協力を得て、地元で練習を続けている。
試合のたびに関東に遠征する生活は金銭的にも、体力的にも大変なはずだが、山田は「試合を開催していただいているだけでありがたいです」と感謝の気持ちを忘れない。第7戦(26日、千葉)まで間がないため、今回はこのまま関東に滞在。「土日は一般の練習場で練習します。次も1日競技なのでスコアを出していかないといけない。バーディを取るゴルフができるように準備したいですね」。今度こそ、あと一打を埋めて見せる。
