<ブリヂストンレディス 2日目◇22日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇ 6732ヤード・パー72>
早朝、雷雲接近でスタートに遅れが発生し、さらに開始後も激しい雨風のなかでのプレーが強いられた2日目は、一度中断を挟み、そのまま中止に。一番多くホールを消化した選手でもわずか7ホールのみで、競技自体が“無効”になった。
その会場には、午後組で回る予定だった選手たちも到着して状況を見守っていた。初日を首位のひとりで終えた佐久間朱莉は、「移動中は『できる』と思っていたんですけど、来てみたら意外と(雨が)すごいなと思いました」と驚いた。ウォーミングアップはせずに準備を進めたが、結局コースに出ることなく、ホテルへ戻ることになった。
それでも中止決定後はトレーニングで汗を流し、「少し練習します」と調整に余念がない。「開幕時よりも疲れはあるし、きょうもよく眠れたけど、あすも午後組なのでしっかり寝て、調整したい」と、体力回復にも努める。大会は54ホールの短縮競技になったが、「やることは変わらない。いいゴルフをしたいという気持ちで2日間回りたいと思います」と切り替えていく。
今季2勝を挙げている好調の髙橋彩華も、昼頃にコース入りした。ラウンドが続行されるのか、中止になるのか分からない状況で待機を続けたが、「いつ発表されるのかなと待つのも意外と大変なので、決断が早くて良かった」と話した。今回の結論については「この雨なので、平等のためには良かったと思う」と理解を示している。
スタートに備え、軽いストレッチは開始していたという。「ちょっとコロコロしてたら“なし”になりました。きょうはゴルフ場に10分間、コロコロだけやりに来ました」と言って笑う。2週後には「全米女子オープン」(6月4日、リビエラCC/カリフォルニア州)も控える。「気持ちを切り替えて、いいプレーがしたい。アメリカにつながるようにしたいです」。短期決戦になったが、1オーバー・43位からの浮上を目指していく。
遅延から中断、そして中止へ。2日目の判断について、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小澤瑞穂競技委員長は「予測不能な天候だった」と説明。さらに「きょうは大雨、大風の状況だけど、あすは穏やかになる予報。ラウンドを取り消さないとアンフェアになると判断し、キャンセルにしました」とも話し、平等さを配慮したうえでの結論だったことを強調した。
23日の会場付近の天気予報は曇りで、順調にラウンドが進む見込み。第2ラウンド終了時点で60位タイまでに入った選手が、24日(日)に行われる決勝ラウンドに進む。(文・間宮輝憲)
