<日本プロゴルフ選手権 センコーグループカップ 2日目◇22日◇蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀県)◇6991ヤード・パー72>
年間4試合ある日本タイトルの初戦「日本プロゴルフ選手権 センコーグループカップ」が行われている。4大会すべてを制すれば“キャリアグランドスラム”という偉業達成となる。
2017年大会以来9年ぶりに出場する小平智は、トータル8アンダー・10位タイで決勝ラウンドに進んだ。ツアー通算8勝のうち、初優勝だった「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」(13年)、「日本オープン」(15年)、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(18年)と日本タイトル3冠。偉業達成へリーチをかけている。
38位で迎えた2日目は、6バーディ・ボギーなしの「66」をマークした。しかし表情は冴えず、「きのうもきょうもロング(パー5)で1つもバーディが取れていない」と肩を落とした。
この日は天候が目まぐるしく変化した。午前は曇り時々雨、午後は一転して快晴に。午前組だった小平は、パー5のプレー中に雨や強風に見舞われたという。
「きょうはいきなり雨が降ってきたり、後半のスタートでいきなり強い風が吹いて真っ暗になったり。全体的に調子は悪くないけれど、ロングを取りこぼしている印象しかない。いいゴルフをしているけれど、もったいないと感じています」と、苦笑いを見せながら振り返った。
狭いフェアウェイに約100ミリの深いラフ、タテ幅25ヤード前後の小さなグリーンという難コース。それでも「ラフからでも止まるところ、ピンを狙いやすいところ、ラフが浅いところを調べて、そこに外すことができている。マネジメントがしっかりできています」と、ボギーなしで6バーディを奪った要因を明かした。
日本タイトル4冠への思いは「あります」ときっぱり。「そんなチャンスを1回でものにできていたら苦労していないと思いますけど、いい位置にいるので、最終日に優勝を狙える位置にいきたいと思います」と闘志を燃やす。首位と4打差から逆転を狙う。
これまでに日本タイトル4冠を達成しているのは、村上隆、青木功、中嶋常幸、尾崎将司、尾崎直道、片山晋呉の6人。小平と、20位につける蝉川泰果は史上7人目の快挙に挑む。(文・高木彩音)
