<マイナビカップ 初日(2日間競技)◇13日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇6,285ヤード・パー72>
雨も風もなんのその。ツアー2連勝がかかる森本天が1アンダー、5位タイと好スタートを切った。初日は雷雲接近による約2時間の中断があり、再開後は雨の中でのプレーとなったが「71」のラウンド。第4戦も終盤の雨のなか、独走Vを飾った23歳が難コンディションに強い秘密を明かした。
JLPGAのティーチング資格を持つ森本は先週の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で行われたルーキーキャンプに参加。スコアを表示するキャリングボードを持つなど、トーナメントの裏側を学んできた。
プロとして活動していくうえで貴重な経験となった一方で「2日ぐらい練習していなかったので、まだ感覚がイマイチですね」。2日間ボールを打たないというのはほとんどないこと。この日も微妙なアドレスのズレを感じつつ、それを修正しながらのラウンドだった。
そんななかでも、しっかりスコアをまとめるあたりはさすが直近のツアー優勝者。中断直前の13番パー3は5UTで30センチにつけてバーディ。これでイーブンに戻すと、再開後は16番パー3でカラーからの5メートルを沈めた。
雨や風に強い理由の一つとして、森本は使用するボール「クロムツアーX」(キャロウェイ)を挙げる。「1Wの打感や音がすごくいいなというのが第一印象だったんですけど、試合で使ってみて、雨や風の中でも普段通りプレーできるボールだなと感じています。第4戦では終盤に雨が降ったんですけど、1Wの飛距離やアイアンの距離感がほとんど変わりませんでした」。この日も再開後の雨の中でしっかりスコアを伸ばした。
前作から「クロムツアーX」を使用しており「もともとはパターの打感で選びました。今年、モデルチェンジして5~10ヤード飛距離が伸びているんですけど、パターの打感はそのままなので使いやすいです」。コンディションに関わらず、ニューボールが好調なプレーを支えているようだ。
最終日は2打差を追う展開。「連勝できたらいいなとは思うんですけど、コースも自分の状態も違うので、今できることをやって、それが結果的に優勝だったら嬉しいなと思います」。前の試合は初日首位からの逃げ切り。今回は違う勝ち方で改めて強さを示したい。
