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当日決断のクラブで上位進出 状態良好の諸見里しのぶは世界一位に続けるか

当日決断のクラブで上位進出 状態良好の諸見里しのぶは世界一位に続けるか

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年3月2日 17時58分

諸見里、米ツアーの流れに続けるか!?
諸見里、米ツアーの流れに続けるか!? (撮影:米山聡明)
<ダイキンオーキッドレディス 2日目◇2日◇琉球GC(6,558ヤード・パー72)>

この日も“うちなんちゅ”の視線を釘付けにした。「ダイキンオーキッドレディス」2日目、沖縄出身の諸見里しのぶが6バーディ・3ボギーの「69」でトータル6アンダー・4位に浮上。地元の大声援を背に、優勝の見える位置でムービングデーへと挑む。

白熱の開幕戦!試合の様子を写真でプレーバック!

バーディが先行するもボギーが早々に2つ来る展開となったが、百戦錬磨の実力者は慌てなかった。連続ボギーの次の15番で右4mを沈めると、17番では12mの超ロングパットを決めてイーブンに戻す。さらに18番パー5でも三打目を1.5mにつけて連続バーディ。バックナインでも1つ伸ばす好プレーに、沖縄名物の指笛は鳴り止まなかった。

状態はすこぶるいい。「去年の後半からショットが良くなって、“これはパターが良くなればいける”とオフにたくさん練習しました。ショットがいいので時間を多く割くことができましたね」。悩みの種だった肋軟骨痛も近年にないくらい良く、「こんなにいいのは2009年以来かも!」と1億6500万円稼いだ生涯最高の年を引き合いに出すほど。

そんな諸見里だが、開幕前はギアで悩んでいた。タイ合宿から帰国後、契約を結ぶテーラーメイドの新ドライバー『M4』をテストしていたが、ロフトが10.5度では、以前のドライバーと大きく性能は変わらなかった。そこで試しに9.5度にしてフェースを合わせたところ、飛距離が劇的に伸びたという。ただ、慣れ親しんだドライバーも捨てがたい。結局、開幕当日の朝までどっちのドライバーで行くか悩んだ。結局『M4』を選んだわけだが、この決断が大正解だった。

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