<クローガー・クイーンシティ選手権 初日◇14日◇マケテワCC(オハイオ州)◇6416ヤード・パー70>
2戦連続トップ10入りを果たしている原英莉花が、今大会も安定した滑り出しを見せた。3バーディ・2ボギーの「69」で回り、日本勢2番手となる1アンダーの9位タイ発進。首位とは3打差と、上位をうかがう位置で初日を終えた。
「最後ボギーを打ってしまいましたけど、2つで抑えられたのはよかったかなとは思います」
前半15番でボギーが先行したが、すぐさま16番でバウンスバック。続く17番でもバーディを奪い、一気にアンダーパーへ持ち込んだ。「今日良かったところと言えば、その2ホールかなって感じですね」
嫌な流れを引きずらず、すぐに取り返したあたりに現在の安定感がにじむ。最終ホールのボギーには
「オーバーパーの時間が少なかったのですごくよかったかなと思う」と、苦しい時間帯を最小限に抑えられたことを評価した。
ショット面では、とりわけ100ヤード以内のショットが光った。フェアウェイキープ率は50%(7/14)に対し、パーオン率は77.7%(14/18)。「アイアンショットの縦距離は比較的合ってましたし、16番とかはちょっと右に逃げたんですけど、距離感は合ってたので、よかったかなと思います」と話す。
今季はショットの精度向上が好調の要因にもなっている。自身も「距離感が合ってきてるのでそこは大きいのかなっていうところと、ティショットも悪いながらにコース内にちゃんといる」と手応えを口にした。
一方で、舞台となるドナルド・ロス設計のコースには警戒感も隠さない。特にグリーンについては、「結構グリーンがボコボコしてて難しい」と表現し、パット数は“31”だった。
「傾斜は3パーセントぐらいあるんじゃないかって思うんですけど、全然転がってくれなくて、ちょっと見た目と感覚のギャップっていうのは結構ありました」。同じく首位発進を決めた竹田麗央もグリーン周りの難しさを口にしており、選手たちを悩ませるセッティングとなっている。
「しっかり上位で予選クリアして、いいところで戦っていけるように頑張りたいなと思います」。直近2試合はいずれも9位と安定感が増している。3戦連続トップ10入りはもちろん、その先の優勝争いにも期待がかかる。

