宮城県にある利府ゴルフ倶楽部を舞台に国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が開幕した。多くの選手が難コースに手こずりスコアメイクに苦しむ中、1年ぶりの国内ツアー出場となる宮里藍が、この日“69”でラウンド、3アンダーで首位にたった。この日、宮里は前半を1バーディ・1ボギーのイーブンパーでラウンド。後半に入るとエンジンがかかったのか3バーディ・ノーボギーとスコアを伸ばし、トータル4バーディ・1ボギーの“69”、3アンダーでフィニッシュした。過去2回同大会を優勝した宮里、3度目の大会Vに向け最高の発進を切った。
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その宮里と並び3アンダーで首位に並んだのは台湾のテレサ・ルー。ルーはこの日5バーディ・2ボギーでラウンド。早い時間のスタートだったルーは単独首位でフィニッシュ、後続を待っていた。
首位の2人と2打差の1アンダー3位タイには先週節目の20勝目を挙げた横峯さくらがつけた。この日、横峯は前半2アンダーと好発進を切る。ところが後半に入り2バーディ・3ボギーと出入りの激しいラウンドに、結局トータル4バーディ・3ボギーの“71”、1アンダーで初日を終えた。その他3位タイグループにはイ・ジウ(韓国)イ・ナリ(韓国)、宋ボベ(韓国)、原江里菜、比嘉真美子の5人も並んだ。
宮里と同組となった賞金ランキングトップの森田理香子は1オーバー14位タイとまずまずの位置で初日を終えた。また、同じく同組の有村智恵は2オーバー23位タイにつけた。