<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇10日◇茨城GC西コース(茨城県)◇6718ヤード・パー72>
今大会4日間で平均飛距離278.5ヤードを記録。韓国の17歳アマチュア、オ・スミンが2位に14.375ヤード差をつけ、堂々のドライビングディスタンス1位に輝いた。
初日は平均279ヤードをマークし、17番で311ヤードを記録した2日目は平均292ヤードを計測。さらに、1番で301ヤードを放った3日目も282.5ヤードと安定していた。最終日は平均260.5ヤードとやや落としたものの、最後まで“飛ばし屋”ぶりを印象づけた。
173センチの長身から繰り出される迫力あるショット。飛距離の秘訣は「幼い頃から飛距離を出したいと願いながら一生懸命練習してきた」と明かすように、ジュニア時代から“振る”ことを徹底してきた。「ドライバーで強く打つ」ことはもちろん、「軽いクラブでも強く打つ」練習を繰り返し、飛距離を磨いてきた。
それでも「何よりも一番効果があるなと思うのは、練習ラウンドや試合でいかに強く振るか、ということ。それが自分の力になっている」。実戦の中でも同じ意識を貫いてきたことが、現在の武器につながっている。
初日から2日目まで2位タイをキープし、上位で決勝ラウンドに進出。しかし、3日目に「87」と崩れると、最終日も「81」とスコアを落とし、トータル21オーバー・58位で大会を終えた。「ちょっと辛かった」と、好スタートを切っていただけに悔しさをにじませた。
今季の課題に挙げているのは、プレー中のメンタルコントロール。この4日間もミスをした際の気持ちを「きっちり管理できなかった」と振り返り、「今後の課題」と前を向いた。
憧れはミンジー・リー(オーストラリア)やネリー・コルダ(米国)。最大の目標は「ゴルフといえば“オ・スミン”と名前が残るような選手になりたい」と掲げ、世界的な選手への憧れを口にした。現時点で日本ツアーの出場予定はないものの、「機会があればぜひ出場したい」と再来日にも意欲。将来の活躍から目が離せない。(文・高木彩音)
