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最新の流行にマスターズ覇者に石川遼 西郷真央は飛ばしの要素がてんこ盛り【大江香織の美スイングがお好き】

最新の流行にマスターズ覇者に石川遼 西郷真央は飛ばしの要素がてんこ盛り【大江香織の美スイングがお好き】

配信日時:2020年3月25日 12時01分

飛ばしの要素がつまっている西郷真央
飛ばしの要素がつまっている西郷真央 (撮影:福田文平)
2020年の活躍が期待される“若手のホープ”のスイングを、自身も昨年までレギュラーツアーで戦っており、「ほかの選手のスイングを研究することが好き」と語る大江香織が解説。今回は昨年のプロテストに合格したルーキー・西郷真央。

飛ばしの要素満天!西郷真央のドライバースイング【連続写真】

高校2年時から「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生としてレジェンドの薫陶を受けた西郷は、19年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝。念願のタイトルをつかむと、同年に年齢制限が下げられ受験資格を得たプロテストに高校3年生で一発合格した。ファイナルQTでも10位に入り、今季の前半戦出場権を獲得するなど“女子高生プロ”として注目を集めるルーキーだ。

プレースタイルは「アイアンすべての番手が得意」と語るショットが売り。正確性だけでなく、高校2年時に6番アイアンで170ヤードを飛ばすなど飛距離も兼ね備える。そんな西郷のスイングを見た大江は「見ているだけで飛びそう。今流行りのGGスイング(※)っぽいですね」と感嘆の声を上げた。

特に注目したのがダウンスイング。「インパクトにかけて左膝を曲げながら外に流していきます。この動きで身体の回転スピードを上げている。インパクトでは体がかなり開ききっています。石川遼選手はGGスイングではないですが、自然とそういう動きをしていますよね」。ただし、諸刃の剣の側面もある。「私も理論を聞いて試してみたのですが、どうしても右肩を突っ込んでしまい、フェースが開いて、右に飛んだりしました。また、パワーのない人がやると力を溜め込めないから、難しいのかなとは思います」。

なぜ、西郷にこの動きは適しているのか。大江はクラブの上げ方に理由があるとみている。

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