<関西オープン 事前情報◇13日◇茨木カンツリー倶楽部 東コース(大阪府)◇6734ヤード・パー70>
関西ゴルフ連盟創立100周年記念大会の練習場を見ていると、2023年からクラブ契約フリーで戦う木下稜介のキャディバッグに見慣れないドライバーが入っていた。
「これ飛ぶんですよ」と見せてくれたのは、JBEAMの『JLIDEN(ライデン)プロトタイプ』。いわゆる地クラブである。同社はドラコンプロでお馴染みの山崎泰宏が手掛けるブランド。木下が山崎に師事している関係で手渡された。
「オフに『打ってみてよ』って渡されたのですが、同じシャフトでヘッドを替えただけなのにヘッドスピードが1m/s以上上がりました。ボール初速も上がって5~10ヤードは飛んでいる感覚です」
クラブ契約フリーになってからは方向性、ミスをした時の寛容性の高さからキャロウェイの22年モデル『ローグST MAX』がエース。そこに昨年からグラファイトデザインの『ツアーAD GC 6-X』を装着している。
好感触の地クラブについては、「ヘッドが小ぶりで操作性がよくて、空力の関係でヘッドスピードが上がっている感じがします。そしてフルチタンのヘッドなので、弾く感じが僕は好きですね」と教えてくれた。
安定感に勝るエースの存在が大きく、まだ実戦投入はできていない。「エースの信頼感は強いですね。飛距離は魅力。データはいいので、実戦投入は時間の問題だと思います。実際に試合で使ってみないと分からないので、ミズノオープンとかコースが広いところでの投入を考えています」。今大会はコースの幅が狭く飛距離より精度が求められるので投入は見送られた。
2020-21シーズンに賞金ランキング3位に入ったことがある。今季は年間王者を目標に掲げる木下に、「今まで使ったことないです」という地クラブが大きな武器になるかもしれない。(文・小高拓)
