タイトリスト『718アイアン』の全6機種の7番を試打。注目の『AP3』の性能は?
タイトリストの最新作『718アイアン』『818H1&H2』の発表会が29日に都内で行われ、インドア試打(ゴルフゾン)できたのでレポートしたい。気になる新モデル『AP3』はいったいどんなモデルなのだろうか?
配信日時: 2017年8月30日 06時18分
『AP1、3』には48度、T-MBには50度を用意!
全体的にロフトの立っている“ディスタンス”3機種。これらには他社でいうところの『AW』が用意されていた。『AP1』と『AP3』には『48°』、『T-MB』には『50°』である。この目論見について池田氏はこう語る。
「他社はAWといった表現をしますが、うちではロフト表記になりますね。ディスタンス機種は、ヘッドサイズなどの兼ね合いもありますので、特別にギャップウェッジを用意しました。この辺りのディスタンスモデルに『ボーケイSM6』などの立ったモデルを使ってくださいというのも、使用するゴルファー的に使いやすいのか?という部分もありますから」
番手をAWやGなどと違い、ロフト表記にしてくれることで、その下のウェッジ構成も選びやすい。しかも、アマチュアゴルファーの現場をよく知るPCM筒康博氏はこう言う。
「アマチュアゴルファーから、よくAWの代わりに『ボーケイ』などの立ったロフトの単品ウェッジを入れるけど、いまいち狙った距離が出せないとよく聞きます。これは、単品ウェッジなどの方がスピン量が多くてロフト構成は合っていても狙った距離が出せないからなんです。元々セットのアイアンと同じ距離感で打てるように設計されたものがある方が飛距離の階段を作る上では確実です」(PCM筒)
と、ここまで最新の『718アイアン』の概要を見てきたが、いいアイアンなことは間違いないが、ちょっと気になる点も。『T-MB』は定価1本32,000円〜、その他のモデルは1本22,000円〜と、他社に比べると値が張る点。この点について池田氏は「例えばタングステンの量など、他社とは比較にならないくらい使用したりしていますし、開発コストも弊社は下げられない事情があります。“一番いいアイアンを選びたい”という方に、最高の結果で応えるため、価格に見合う性能を提供する自信があります」とのこと。
Text/Mikio Nagaoka
「他社はAWといった表現をしますが、うちではロフト表記になりますね。ディスタンス機種は、ヘッドサイズなどの兼ね合いもありますので、特別にギャップウェッジを用意しました。この辺りのディスタンスモデルに『ボーケイSM6』などの立ったモデルを使ってくださいというのも、使用するゴルファー的に使いやすいのか?という部分もありますから」
番手をAWやGなどと違い、ロフト表記にしてくれることで、その下のウェッジ構成も選びやすい。しかも、アマチュアゴルファーの現場をよく知るPCM筒康博氏はこう言う。
「アマチュアゴルファーから、よくAWの代わりに『ボーケイ』などの立ったロフトの単品ウェッジを入れるけど、いまいち狙った距離が出せないとよく聞きます。これは、単品ウェッジなどの方がスピン量が多くてロフト構成は合っていても狙った距離が出せないからなんです。元々セットのアイアンと同じ距離感で打てるように設計されたものがある方が飛距離の階段を作る上では確実です」(PCM筒)
と、ここまで最新の『718アイアン』の概要を見てきたが、いいアイアンなことは間違いないが、ちょっと気になる点も。『T-MB』は定価1本32,000円〜、その他のモデルは1本22,000円〜と、他社に比べると値が張る点。この点について池田氏は「例えばタングステンの量など、他社とは比較にならないくらい使用したりしていますし、開発コストも弊社は下げられない事情があります。“一番いいアイアンを選びたい”という方に、最高の結果で応えるため、価格に見合う性能を提供する自信があります」とのこと。
Text/Mikio Nagaoka