藤倉コンポジットの協力を得て、各ボールをドライバーで打ったときのロボットテストを実施。使用したドライバーは、昨年最も売れた『G440 MAX』に、『スピーダーNX ゴールド 50S』を組み合わせた。福島県南相馬市にある同社の小高工場内のテストセンターで、HS43m/sで試打したボールをトラックマンで計測。エラーを除いた3球の平均値を取った。その結果とともに、プロゴルファーの海老原秀聡が試打したインプレッションも紹介する。
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1位 キャロウェイ『クロムツアー X』 62.8m/s
2位 キャロウェイ『クロムツアー』62.7m/s
2位 本間ゴルフ『D-1』 62.7m/s
2位 ブリヂストン『ツアーB X』 62.7m/s
今回の条件下で初速が最も出たボールは、キャロウェイ『クロムツアー X』という結果に。上位勢はほとんど初速差がなかったものの、最も初速が出なかったモデルと比較すると1.4m/sもの差がついていた。海老原は「ずっしり重い打感で低い打ち出し。パワーヒッター向けのボールだと感じます」と評する。
同率2位となったのは、キャロウェイ『クロムツアー』、ブリヂストン『ツアーB X』飛距離ランキングで1位となった本間ゴルフ『D-1』だ。『クロムツアー』に対して「弾きは少ない打感ですが、初速が出て、スピンが少なめ。飛ばせるボールです」、『ツアーB X』は「柔らかめの打感ですが芯があってつかまる感じがします」という一方で、『D-1』については「打感が非常に軽くて球離れが抜群ですね」と話す。ウレタンカバーのいわゆる“スピン系”とアイオノマーカバーの“飛び系”で打感が真逆でも初速は同じという結果となった。
なお、海老原は「今回のHS43m/sでは大きな差が出ませんでしたが、もう少しHSが遅くなるとアイオノマーカバーのいわゆる“飛び系”の方が飛ぶ可能性があるので、いろいろ試してみてください。最近は弾道測定器を備えた施設が増えているので、試したいボールを持ち込んでデータを見て、実際にコースに行ってハーフずつ比べると、エースボールが見つかりますよ」と推奨している。
【試打検証したボール31モデル】※順不同
ブリヂストン:『ツアーB X』『ツアーB XS』『ツアーB JGR』『プリセプトPR1』
ダンロップ:『スリクソン Zスター』『スリクソン ZスターXV』『スリクソン Zスター◆』『ロイヤルマックスフライ赤』『ロイヤルマックスフライ黒』『スリクソン XmaX』『ゼクシオハイパーRD』
キャロウェイ:『クロムソフト』『クロムツアー』『クロムツアーX』
テーラーメイド:『TP5』『TP5x』
ミズノ:『Mizuno Pro S』『Mizuno Pro X』
本間ゴルフ:『TW-S』『TW-X』『D-1』
プロギア:『RSスピン』『PRGR プレミアム』『ソフトディスタンス』『スーパーegg』
キャスコ:『キャスコロイヤル3』『キラMAX』『キラダイヤモンド』『ゼウスインパクト』
ゴルフパートナー:『ネクスジェン ツアースペック』『ネクスジェン Dスペック』
解説・試打:海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ。2012年にプロ入り。試打経験豊富で、繊細な感覚を言語化できる。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスン活動を行っている。
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