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国内男子
横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennial〜
河本力は姉・結の復活優勝に感動「今の結はすごく強い」
河本力は最終日にスコアを崩したが、姉・結の復活優勝を祝福した。
配信日時:配信日時: 2024年8月11日 23時00分
<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 最終日◇11日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>
今週の国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフ」で河本結が5年ぶりの復活優勝を果たした。弟の力も「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennial〜」の会場で朗報を聞いた。「めちゃくちゃうれしいです。ずっと一緒にやってきてアメリカに挑戦して苦しい時期もあったのを知っているので」と姉を1番近くで見てきたからこそ、感じるものがあった。
姉の結は2019年末のQスクール(予選会)を突破して米ツアーに参戦していたが、21年に撤退を発表。それ以降は国内女子ツアーへ主戦場を戻し、下部のステップ・アップ・ツアーで戦う時期もあった。昨年のメルセデス・ランキングは85位に終わり、11月に行われたファイナルQTを4位で突破し、今季前半戦の出場権を獲得していた。そして、6月の「ニチレイレディス」終了後に行われた第一回リランキングでは堂々の1位。自力で後半戦の出場権を獲得したなかでの優勝となった。
母親は弟の戦いに帯同していた。姉の優勝を知り、うれし泣きする姿を見て「母の涙で泣きそうでした」と感情が一気にこみ上げてきたという。「今の結はすごく強い。一緒にご飯へ行っても、一緒に車に乗っているだけでも『イケてるな』って」と以前に比べてオーラが違った。大会開催前の5日(月)には結が試合会場である横浜カントリークラブに「アプローチの打ち方と体の使い方を教えに来てくれた」。昨大大会は予選落ちに終わっていただけに、入念に準備を行った。「すごくいい状態で臨めた」と果敢にピンを攻めた結果、最終日は55位タイへ後退したが、4試合ぶりの予選通過を果たした。
国内男子ツアーは1週間のオープンウィークを挟み、次戦は22日(木)から開催される「Sansan KBCオーガスタ」に出場する。「僕も優勝したい気持ちが強いので」と22年にツアー初優勝を挙げた好相性のコースで、3勝目を狙う。(文・小池文子)
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