<関西オープン 初日◇14日◇茨木カンツリー倶楽部 東コース(大阪府)◇6734ヤード・パー70>
前戦の「中日クラウンズ」で3年半ぶりに通算5勝目を挙げた堀川未来夢が、2戦連続優勝に向けて好位置で滑り出した。
風が吹いてより難度が増した午後組でスタートしたが、6バーディ・4ボギーの「68」で回り、首位と2打差の2アンダー・8位タイ。だが、ホールアウトした堀川の表情は曇っていた。
「パーパットは4つ外しましたし、パッティングがあまり良くないですね。前半は“トントントン”とバーディを取れましたが、そのあとは『たまたま獲れた』ような。いいショットがついて、いいのが入ってという感触はない。これが良かった、というのはないんです」。前半11番からの3連続バーディまでは好感触だったが、その後はグリーン上のライン読みにも苦労し、“会心のラウンド”というわけではなかった。
ホールアウト後は順位も分からず、「2アンダー、どうなんですかね。自分の中では全然手応えを感じないんですけど…」。順位が分かると「へ~、そうなんですね。複雑な感じですね」と自身の調子&スコアと順位にギャップが生まれている。
このギャップは堀川にとっては吉兆だ。「全体のスコアを見た時に、自分の感覚よりも上位。そういう時っていい傾向だと思うんですよね。思った以上にみんなが伸びていない。自分のプレーに徹すれば、自然と順位が上がる感覚なので、あす以降も『2アンダー、3アンダー』で回ればいいところに行けるんじゃないかと思っています」。
最近はドライバー不振により、好調時と比べて「15%」ほどの状態。優勝した「中日クラウンズ」では4日間でドライバーを使ったのは7回だけ。それでも暫定球を3発打つほどショットに不安がある。
今週のコースは、1日に4~6回ドライバーを使う可能性があり、開幕前は「上位にいくイメージがない」と白旗状態。ただ、この日は4回使用したが、大きなミスなく終えている。初日を終えていい意味のギャップは大きな収穫になったはずだ。(文・小高拓)
