また、この大会は例年、気温がぐんぐん上昇し、コースより何より真夏の暑さが選手を苦しめる。夏という季節そのものが重永の最も苦手とするものなのだ。「夏はダメです…身体が重いです」。今年はやや涼しい気候になる予報が出ているが、重永にとっては決して油断できないのが現状だ。
しかし、自分をスポンサードしてくれた恩に報いるためにも、「予選だけは通りたい」と表情を引き締めた重永。「ANAオープン」後に訪れる出場優先順位のリランキング、そして来季のシード権確保を見据えた上でも今大会の結果で結果を残すことが重要となる。