欧米でも話題沸騰! ホソンのスイングを真似する選手も【写真】
■“変則”スイング、実は(?)インパクト前がすごかった!
虎さんといえば、ついつい目がいってしまうのが個性的なスイング。しかし、真に注目すべきはくるりと回る動きが入る、インパクト前だ。「フォロースルーだけがフォーカスされがちですが、切り返しからの動きが相当よかったと思います。トップからインパクトまでで手の動きが全く入ってこないので、再現性が非常に高いんです」と解説する。フェースのターンを手ではなく体の動きで入れているため、ミスショットも少ない。「青木功会長も、“インパクト前がすごくいいな”とおっしゃっていました。フォロースルーはホソン選手の感情が出ていると思うのですが、クラブの動きを見ればすごさが分かります」。
大会4日間のスタッツを見ても、実力の高さがうかがえる。パーオン率は3位(77.78%)、ドライバーショットのうまさを表すトータルドライビングは9位、サンドセーブ率は1位タイ(100%)。「アプローチとパターがものすごくうまい。シーズンを通してパットが上位(7位)というのもありますし、2日目に天気が荒れたときも、ショートゲームでうまくコントロールしていたと思います」。
■苦労人・虎さんの秘めた強さ