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なんじゃこれ? テーラーメイドの未発表『MGプロト』ウェッジを激写

なんじゃこれ? テーラーメイドの未発表『MGプロト』ウェッジを激写

男子ツアーで取材していると、昨年のリカバリー率では66.2%で12位となった石坂友宏が、見知らぬテーラーメイドのプロトウェッジを使用しているシーンを発見。その詳細をレポートする。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年5月29日 10時34分

男子ツアーで取材していると、昨年のリカバリー率では66.2%で12位となった石坂友宏が、見知らぬテーラーメイドのプロトウェッジを使用しているシーンを発見。その詳細をレポートする。

【写真】石坂のプロトウェッジの構えた顔とフェース面の細かい溝はこちら

石坂が使用していたのは、『MGプロト』と刻印された58度のウェッジだった。前作の『MG4』は、特に濡れたライやラフからのショットで高いスピン性能を発揮するモデルで、ツアープロに支持されている。プロトウェッジは、その後継モデルと考えられる。石坂はその打感の良さに惚れ込んでいる様子だった。

「打感は『MG4』ウェッジよりも柔らかいし、スピンもかかります。フェースの溝を触ると、ザラザラしているのが、すぐに分かる感じがありますね」

『MG4』ウェッジでは、フェース面の溝をより深く掘ることで、フェースとボールの間の水分や芝を逃がし、スピン性能を向上。フェース面を手で触るとザラついていることが、新モデルのフェース面の溝の深さを証明している。

硬く速いグリーンが多い男子ツアーでは、柔らかい球が打てる技術も必要となる。「より柔らかいアプローチが打てるようになりました。ヘッドをぶつけて飛ばすというよりも、力なくスッと打てる、ソールの抜けがいいイメージはあります」。

ノーメッキを使用する男子プロならでのこだわりも話してくれた。

「ウェッジは僕の中で使い続けると味が出るというか、ノーメッキだからサビが入ると、スピンは入らないんです。それを自分でバンカーとかで落としながら使うと、味が出る感じ。その感覚がずっと欲しくて、新しいウェッジもその感覚があります」

テーラーメイドからは何も発表されていない『MGプロト』ウェッジ。続報をしばし待ちたい。

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