ミズノが考案した新発想の100切りセット
ミズノは2025年12月から公式オンラインサイトや直営店にて、“100切りセット”のキャッチフレーズで『LX-01』クラブセットを販売している。
全10本の構成で、その内訳はドライバー(10.5度、15度)、ハイブリッド(#7)、アイアン(#8〜GW)、チッパー(35度、56度)、SWとなっている。(※キャディバッグやパターは別売)
この番手構成を見るだけでも、一般的な初心者向けのクラブセットとは異なるものであることが分かる。短尺・大型ヘッドでロフト15度のドライバーや2タイプのチッパー、強烈に幅の広いSWは、いずれもミズノが本気でスコア100を切るために必要と考えて投入されたものだという。今までにない発想で作られたクラブセットなのだ。
今回は、『LX-01』が100を切る上で本当に有効なクラブセットなのか、ゴルフライターの田辺直喜がチェック。コースで実際にボールを打ったときにどれほどの効果を発揮するのか検証してみた。
●『LX-01』の詳細は公式ページをチェック!⇒https://jpn.mizuno.com/golf/clubs/lx_01
●とりあえず打ってみたい、という方はクラブレンタルをご利用ください!
ドライバー2刀流で徹底したOB対策
まずはドライバーをチェックしました。『LX-01』では通常の長さで10.5度のモデルに加えて、43インチの短尺設計でロフト角15度のドライバーが用意されています。
10.5度のドライバーは、フェースの反発力を高めて、飛距離を出しやすい設計になっています。ヘッドのつかまりが良く、中間から先端にかけてシャフトが気持ち良くしなるので、スライスを防ぎながら思い切り振り抜くことができます。OBのない広いホールでとことん飛距離を出したいときに武器になるクラブです。
ユニークなのは15度のドライバーです。
スペック的には3Wに近いですが、ドライバーのヘッドサイズになっているので構えたときの安心感が段違いです。43インチと短いぶん、ヘッドがより大きく見えますし、ロフトが多いことでフェースが大きく見えます。10.5度のドライバーに比べて、ライ角もアップライトに設計されているので、右のミスがとにかく出ません。そしてボールがやさしく上がって、安定したキャリーを出すことができます。
100切りを目指す上で絶対に避けたいミスのひとつが“OB”です。パー72のコースを回る場合、全ホールボギーでスコアは90。つまり、安定してボギーで回りつつ、ダブルボギーの数を9個以下に抑えれば100を切ることができます。
そんな中でOBを打ってペナルティで2打が追加されたら、上手く行ってもダブルボギーです。それどころか、トリプルボギー以上を打つことも少なくないでしょう。たった1度のミスで100切りのハードルが一気に上がるわけです。
でも、OBを避けたいと思っても、ラウンドをしていれば左右OBの狭いホールや打ちにくさを感じるホールに出合うはずです。そんなときにやさしく方向性の良いティショットが打てる15度の短尺ドライバーは心強い武器になります。FWやロングアイアンよりもやさしく打てて、飛距離もしっかり出てくれます。ティショットでフェアウェイをキープできれば、ボギーどころかパーを狙うこともできるかもしれません。OBのピンチをチャンスに変えてくれるクラブだと言えます。
地べたから楽に打てるUT&アイアン
『LX-01』には、抜けの良さを追求した1本のUTと4本のアイアンがセットに組み込まれています。打ちこなすのが難しく、ミスになりやすいFWやロングアイアンをあえて外し、やさしく飛ばせる番手に絞っているのは実に合理的です。
いずれも構えたときの顔は、ミズノらしい整った形状になっています。一方で工夫が見られるのがソールです。UTは3本のレールが通ったようなデザインの「3面ソール設計」を採用しています。打ってみるとソールが滑るように抜けてくれて、多少、手前に入ってもボールを拾ってくれます。28度とロフトの多いショートUTなので、楽に高さが出ることもポイント。セカンドで長い距離が残ったら、とりあえず7番UTで打っておけば、しっかり前に進んでグリーンに近づくことができます。
アイアンはソール中央の接地面を増やし、トゥ・ヒールに削りを入れることでダフリに対する強さと抜けを両立しています。また、打感はミズノのアイアンらしいソフトさで、心地良いフィーリングに仕上げられていました。4本のアイアンでしっかり10ヤード刻みに距離を打ち分けることでグリーンオンする確率が上がれば、100切りに必要な「安定してボギー」が達成しやすくなります。
グリーン周りが劇的に簡単になる3本のアプローチクラブ
今回コースでの試打を行って、もっとも秀逸だと感じたのが3本のアプローチクラブです。
ティショット、セカンドでボールをグリーン周りに運んでも、アプローチでダフリやトップを繰り返して行ったり来たり…。結果、OBを打ったわけでもないのに大叩きをした経験のあるゴルファーは多いでしょう。アプローチは上級者であっても練習量が減れば、距離感が合わなくなったり、ダフリやトップのミスが出る難しいショットです。普通のウェッジを使って安全・確実にグリーンオンさせるのは決してやさしくありません。
しかし、『LX-01』のチッパーはパターのように打つだけで、クラブが簡単にボールを拾ってくれます。コースのさまざまなライから試打をしましたが、アバウトに振ってもヘッドが刺さることなく抜けて、簡単にロフトなりの高さのアプローチを打つことができました。
35度のチッパーは、アイアンで言えば8番に相当するロフトになりますので、強い飛び出しでランが出ます。グリーン近くからのアプローチで、ピン位置がセンターよりも奥にある場合に使用すると良いでしょう。しっかりランが出て、カップまで届いてくれるはずです。
一方で、56度はボールがふわっと浮いて、柔らかい球質のアプローチを打つことができます。スピンが変にかかり過ぎることがないので、安定したキャリーとランでピンを狙っていけます。ラフからのバンカー超えなどでも使えますし、グリーン周りのほとんどのアプローチは56度のチッパー1本で対応できそうです。
チッパーの良いところは打ち方を考えずに、距離感に集中できることです。最初はランが多めの球質に戸惑うかもしれませんが、飛び方を把握したらアプローチが驚くほど簡単になります。大叩きを防ぐだけでなく、やさしく寄せワンを狙うこともできますよ。
そして、アプローチ以上に大叩きの危険性の高いバンカーで頼りになるのが専用設計のSWです。
バンカーは、ボールを砂ごと飛ばすという特殊なショットになるため、多くのゴルファーが苦手意識を持っています。ザックリを繰り返して脱出に何打も費やしたり、ホームランでグリーン奥のOBに打ち込んで大叩きをした経験は誰しもあるはずです。
でも、『LX-01』のSWを打ったら、そんなバンカーの印象が変わるかもしれません。フェースを開かず真っすぐ構えて、アバウトにボールの手前の砂に打ち込めばソールが働いて、簡単に脱出することができます。スイングやヘッドの入れ方に神経を使わなくても、勝手にボールを飛ばしてくれるのです。正直、衝撃的なやさしさで、バンカー用のチッパーと言っても過言ではありません。
今回、『LX-01』のあらゆる番手をコースで試打してみて、スコアをまとめる上で非常に合理的なクラブセットになっていました。
2本のドライバーでOBを防ぎ、UTとアイアンで確実にグリーン近くまで進み、3種のアプローチクラブでピンに寄せていく。ここまでやさしく3オン2パットのボギーを目指せるセッティングは他にありません。100切りの確率が上がることはもちろん、それ以上のスコアアップを目指すことも可能でしょう。
ゴルフにおいてスコア100を切れるかどうかは、そのラウンドの満足度に大きく影響します。快調にラウンドしていても、突然のOBやグリーン周りの大叩きが出たら、楽しい気分も台無しです。『LX-01』はギアの力でそんな大叩きを未然に防ぎ、ゴルファーのスコアアップを叶えてくれます。100切りを目指す初心者ゴルファーだけでなく、安定して100を切りたいゴルファーやとことんラウンドを楽しみたい人にぜひ試していただきたいです。ゴルフが簡単になること間違いなしですよ。
『LX-01』のデビューキャンペーンが5月31日(日)まで実施中。ミズノ公式通販・ミズノ公式オンラインショップ・ミズノ直営店で購入すると10%OFFと公式オンライン・直営店でゴルフボール購入時に使える50%OFFクーポンをプレゼント。
●詳細は公式ページをチェック!⇒https://jpn.mizuno.com/golf/clubs/lx_01
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取材協力/上総モナークカントリークラブ 撮影/角田慎太郎 構成/田辺直喜