ゴルフパートナーが発表している中古クラブランキング・ユーティリティ部門は、2カ月連続でピンの『G430』が1位を獲得した。人気の理由や気になる価格など、現在のトレンドをゴルフパートナー藤沢長後店の店長を務める島田辰也さんとチェックしていこう。
ベスト3は、前回と全く同じ面々となった。1位は2カ月連続で、昨年10か月連続で1位を獲得した2022年モデルの『G430』、2位はテーラーメイドの2021年モデル『SIM2 MAX』、そして3位はピンの2020年モデルの『G425』。それぞれ中古クラブの平均販売価格は、『G430』31,000円、『SIM2 MAX』17,000円、『G425』22,000円と大きな値崩れはなく、人気の高さが伺える。
特にピンの『G425』は、21年の発売から6年目を迎えたが、いまだに2万オーバーの価格をつけるほど。これには買い取り本数が少ないことが理由に挙げられる。
島田店長は、「ユーティリティはまだまだ買い足す方が多いカテゴリー。ですから販売数に比べて買い取り数が圧倒的に少なく、品薄状態が続いています。加えてピンのユーティリティは、つかまりが良く、高さも出しやすいやさしさがゴルファーに受け入れられています。クリークの次の番手として選ばれる4Uや、ロングアイアンの代わりとなる6Uや7Uは、探している方も多く、入荷してもすぐに売れていきます」。
対抗馬となるのがテーラーメイドだ。2位の『SIM2 MAX』をはじめ、8位に2025年モデルの『Qi35』、9位に2024年モデル『Qi10』がランクイン。今後は人気の『SIM2 MAX』に代わってランキングの上位に入ることが予想される。
「この2つは、形状から見てもちょっと性格の違うクラブなので、自分にはどちらが合うか、年代や価格だけで決めない方がいいと思います。『Qi10』はテーラーメイドらしいスッキリとした形状で、どんなライからでも打ちやすく、また打ち込んでいくタイプでも使いやすいヘッド。一方の『Qi35』は、ややサイズがあってフェアウェイウッドに近い形状。払い打つようなイメージが持ちやすく、寛容性もアップしています」。
中古クラブの平均販売価格は、『Qi35』33,000円、『Qi10』22,000円。『Qi10』は在庫数が少なく、価格も落ち着いているので、希望のスペックがあれば即決するのがよさそうだ。
■解説
ゴルフパートナー藤沢長後店 島田辰也店長
しまだ・たつや/ゴルフパートナー独自の社内認定制度「中古クラブアドバイザー」は、クラブの価値を正しく見極め最適な提案をするエキスパート。欲しいクラブがあれば「まずは相談してみて」と、予算に応じてベストなクラブを見つけてくれる。
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