「NTTドコモビジネスレディス」の練習日が行われ、先週手にしたばかりという新しいクラブを披露してくれた、今季からフリー契約の植竹希望に話を聞いた。
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植竹が手にしていたのは、タイトリストの『GTS2』(10度)ドライバー。男子プロなどがこぞって採用している新モデルだ。植竹はどこを気に入っているのだろうか。
「先週手にした瞬間、私の中で何かがはっきりと動いた気がします。これまでも多くのクラブを試してきましたが、その場で『これだ』と確信できたことはほとんどありませんでした。それだけに、今回は運命的だと思います。今まで、すぐに替えたことはなかったので……」
今までとの違いについても、具体的に説明してくれた。
「まず初速がしっかり出ていること。そしてそれ以上に、球離れが早すぎないことです。ボールをフェースに乗せたまま、しっかりサイドスピンをかけられる。曲げることができるんです。真っすぐ飛ばすだけではなく、自分の意図した球筋を描けるという感覚が、これほどはっきり出てきたドライバーは久しぶりですね」
植竹にとって、ヘッドの重心位置も重要な要素だという。それを感じ取りながら振れる女子プロも珍しい。
「今はヒールの前側に鉛を4グラム貼り、後方のウェイトを元々の5〜7グラムから3グラムに軽くしています。いわゆる前重心の設定です。重心が深いとフェースが開いて入りやすくなってしまいます。私のように下からあおり気味に振るタイプには、後方重心は合わない。つかまらなくなってしまうからです」
重心距離については、特別短いわけではなく、ちょうどいい距離に感じているという。フェースターンし過ぎる心配もなく、自分のスイングに素直についてきてくれる。そのバランスが心地いいと話す。
シャフトは『ディアマナWB 63 S』を採用。このモデルにも絶対的な信頼を寄せている。
「一番気に入っているのは、しなりとタイミングが合うことです。長く使い続けてきた『ディアマナ』の感覚が自分の中に染み付いています。特に切り返しのタイミングで、ヘッドの重量感をしっかり感じたまま振れるのが魅力ですね。このシャフトは元調子ですが、先が動きすぎるのは好きではなく、しっかりしたモデルの方が好みです」
今週開催の浜野ゴルフクラブは、植竹にとってよく知るコースだという。距離感も熟知しており、好きなホールも多いと語る。
「だからこそ、チャンスがあると感じています。目標はまずはトップ10。よく回るコースだからこそ、しっかりスコアをまとめたい。新しいクラブを手に入れた今、自分で目標を決めて、その通りにやり切ることが大事だと思っています」
“運命”と感じたクラブを手にした植竹。今大会でのショットに注目したい。
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