全米プロの過去10年の勝者は、みな「BS招待」で22位以内!
このデータから言えるのは、当たり前だが、直近で調子のいい選手が有利だということ。しかも、今年に限ってはファイヤストンCCとクエイルホロークラブはコースの雰囲気が似ているため、松山英樹のパワーランク1位はこうしたデータも考慮されているかもしれない。
次に、過去5年間にクエイルホロークラブで行われた「ウェルズ・ファーゴ選手権」の上位選手のデータを見てみる。前述のマキロイ以外にどんな選手がこのコースと相性がいいのだろうか。
また、オレンジ色のリッキー・ファウラーはパワーランクで3位に挙げられたとおり、ハマればこのコースでバーディを量産するデータを示している。(ジャスティン・ローズも同様だが、直近でかなり調子を落としている)
松山のショット力は説明不要。あとは、パッティング次第だが、パターはどうなる?
ただ、今週の練習ラウンドの様子を見る限り、エースパターの『スコッティ・キャメロンプロトタイプ』に戻してテストしているようだ。この辺りはマレットを投入した際に「オプションが増えた」と本人は語っていたとおり、グリーンの状態次第でエースパターの存在は大きいようだ。
もちろん、本戦でどちらを使用するかは分からない。ただ、スコアに影響を及ぼすティショットからグリーンまでのデータでダスティン・ジョンソンに次ぐ2位に入る、ショット力に秀でる松山のこと。
メジャーでは特に慎重かつスロースターターだが、他を圧倒するには先週と同様に初日から入れまくるしかない。はたして、初日の松山の手にはどちらのパターが握られているだろうか。
Text/Mikiro Nagaoka