目指せ300ヤード!アマチュアが最長不倒をマークするには?
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2017年6月7日 23時00分
飛距離が最も出せるフォローの強風を活かすテクニック
飛距離について語ろうとすると、ボール初速だ、スピン量だと複雑な話をしてしまいがちだが、自然の力にゴルファーはかなわない。風はもちろん、傾斜や地面の硬さなど、その力をうまく利用するのが、記憶に残る飛距離を出すポイントだ。
飛距離にもっとも大きく影響するのは風だろう。河川敷コースや海沿いのコースなど、強風が吹くゴルフ場は少なくない。関東圏であれば、千葉や北関東で強烈なからっ風が吹く事がある。強風はスコアメイクには不利だし、アゲンストの風では全く飛距離は出ないが、ことフォローの風であれば、自分のポテンシャルを遥かに上回るビッグドライブのチャンスになる。トーマスのような400ヤードは無理でも、300ヤード超えは一般的なアマチュアでも夢ではない。
フォローの風なら、誰でも飛距離が伸ばせる。強風のときは、キャリーが伸びるのはもちろん、ランも通常より増える。さらに、より高いボールを打てれば、風に乗ってキャリーが大きく伸びることが期待できる。そのためには、ティアップを高めにする方法もあるが、もっとも効果がありそうなのは、ロフト角を増やすことだ。
注意したいのは、現代の低スピンドライバーは、アゲンストの風には強いものの、フォローの風にはそれほど強くないことだ。低スピンの強い弾道は、フォローの風の影響を比較的受けず、思ったほど距離が伸びないことが多い。場合によっては、ドロップして失速するようなボールになることすらある。
ツアーで優勝経験を持つ、ある有名プロは、「めったにやることはないが、フォローの風で飛距離を稼ぎたい時に、意図的にスピン量を増やしたボールを打つことがある」と教えてくれた。フォローでビッグキャリーを稼ぐには、スピン量は多めのほうがいい。よりボールに揚力が加わり、驚くほどの距離が出る。ギアの進化は、低スピン化の歴史でもあると前述したが、場合によっては、高スピンの方が飛びの条件がそろうこともあるわけだ。
どのクラブが飛ぶ、どのボールが飛ぶと、我々、ゴルファーは常にギアの性能に関心があるが、当たり前のことながら、風や、傾斜、地面の硬さや湿度など、飛ばしに重要な要素はギアやスイング以外にいくつもあるのだ。それらを上手く利用できれば、コンペのドラコンだって夢ではない。
飛距離にもっとも大きく影響するのは風だろう。河川敷コースや海沿いのコースなど、強風が吹くゴルフ場は少なくない。関東圏であれば、千葉や北関東で強烈なからっ風が吹く事がある。強風はスコアメイクには不利だし、アゲンストの風では全く飛距離は出ないが、ことフォローの風であれば、自分のポテンシャルを遥かに上回るビッグドライブのチャンスになる。トーマスのような400ヤードは無理でも、300ヤード超えは一般的なアマチュアでも夢ではない。
フォローの風なら、誰でも飛距離が伸ばせる。強風のときは、キャリーが伸びるのはもちろん、ランも通常より増える。さらに、より高いボールを打てれば、風に乗ってキャリーが大きく伸びることが期待できる。そのためには、ティアップを高めにする方法もあるが、もっとも効果がありそうなのは、ロフト角を増やすことだ。
注意したいのは、現代の低スピンドライバーは、アゲンストの風には強いものの、フォローの風にはそれほど強くないことだ。低スピンの強い弾道は、フォローの風の影響を比較的受けず、思ったほど距離が伸びないことが多い。場合によっては、ドロップして失速するようなボールになることすらある。
ツアーで優勝経験を持つ、ある有名プロは、「めったにやることはないが、フォローの風で飛距離を稼ぎたい時に、意図的にスピン量を増やしたボールを打つことがある」と教えてくれた。フォローでビッグキャリーを稼ぐには、スピン量は多めのほうがいい。よりボールに揚力が加わり、驚くほどの距離が出る。ギアの進化は、低スピン化の歴史でもあると前述したが、場合によっては、高スピンの方が飛びの条件がそろうこともあるわけだ。
どのクラブが飛ぶ、どのボールが飛ぶと、我々、ゴルファーは常にギアの性能に関心があるが、当たり前のことながら、風や、傾斜、地面の硬さや湿度など、飛ばしに重要な要素はギアやスイング以外にいくつもあるのだ。それらを上手く利用できれば、コンペのドラコンだって夢ではない。