PGAツアー
米国男子
全米オープン
「ひとつでも上のレベルにいけるように」 桂川有人が目指す舞台へ抱く“挑戦姿勢”
自ら掴んだ海外メジャーの大舞台で、桂川有人は何を思った?
配信日時:配信日時: 2023年6月19日 02時15分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -10 | ウィンダム・クラーク |
2 | -9 | ローリー・マキロイ |
3 | -7 | スコッティ・シェフラー |
4 | -6 | キャメロン・スミス |
5 | -5 | リッキー・ファウラー |
5 | -5 | トミー・フリートウッド |
5 | -5 | ミンウー・リー |
8 | -4 | トム・キム |
8 | -4 | ハリス・イングリッシュ |
10 | -3 | ダスティン・ジョンソン |
<全米オープン 最終日◇18日◇ザ・ロサンゼルスCC ノースC(米カリフォルニア州)◇7421ヤード・パー70>
海外メジャーとしては自身2度目、そして初出場となった「全米オープン」で、桂川有人はトータル9オーバーの58位に終わった。スコアについては悔いも残るが、それ以上に得たものは大きい。
「泥臭く」プレーした予選ラウンドから一転、週末はいまの自分を試す場として大舞台を目いっぱい使った。「正直、ゴルフをきれいにしようとは思っていなかった」と、いま抱いている課題、スイング、ストロークなどをトライし、良いも悪いも、その感触をつかもうとした。
「こういう場で挑戦するのもひとつ大事な部分で、さらに成長できるような気がしたので挑戦してみた。悪い球が出ちゃうとコースが難しいのでバタバタしてしまうけど、全体的にそんなに悪くないのかなというフィーリングはある」。米国での最終予選会を突破して自ら掴んだ大舞台で、課題をしっかりと把握することができた。
改めて感じた課題はグリーン上。それでも「フィーリングが良くなってきているので、結果がもう少しでつきはじめてくるのかな」という兆しも感じ始めている。
今季は下部のコーン・フェリーツアーが主戦場。来週こそ1週間のオフを挟むが、再来週からは米ツアーのマンデートーナメントに挑戦する予定。スケジュールも一筋縄ではいかずに試行錯誤が続いているが、「それだけ選択肢があるのもいいことですし、いい悩みかなと思います」と前を向く24歳。「自分のいまの立場から、ひとつでも上のレベル、ステージにいけるように、これからも頑張っていきたい」と目標とする舞台に向けて、これからも挑戦を続けていく。
この記事のタグ
関連記事
全米オープン
全米オープンのニュース
- 永野竜太郎は20位で日本の来季賞金シード当確? 優勝で5億円…全米OPの賞金がやっぱり破格だった!
- 松山英樹は2つの長いパー3で不運が重なり追撃ならず
- 最愛の母を失ったW・クラークが、良き味方とともに手にいれたビッグ・タイトル【舩越園子コラム】
- “無名の男”永野竜太郎が自分のものさしで測った世界トップとの差 「劣等感はなかった」
- ウィンダム・クラークがメジャー初制覇 永野竜太郎20位、松山英樹は32位