5月1日、日米同時公開された映画『プラダを着た悪魔2』は、2006年に大ヒットした「プラダを着た悪魔」の続編で、トップファッション誌「ランウェイ」の“悪魔”のような編集長ミランダ(メリル・ストリープ)に、アシスタントとして採用されたアンディ・サックス(アン・ハサウェイ)が奮闘する日々が描かれ大ヒットした。
20年の時を経て二人が再会するのが続編で、多くの有名人たちが「カメオ出演」していると話題になっている。
歌手のレディ・ガガやファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス、ドナテラ・ヴエルサーチェ、ステファノ・ガッバーナ&ドメニコ・ドルチェ、モデルのナオミ・キャンベルとファッション界の大物がずらり。
さらにスポーツ界からはNBAのニューヨークニックス所属のカール=アンソニー・タウンズなど…そしてゴルフ界からはなんと4月の「マスターズ」で史上4人目の大会連覇を達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)が出演しているという。
映画の中盤で、マキロイはエリカ夫人を伴いガラ風の豪華パーティに登場。他のゲストたちと交流する様子が10〜15秒ほど映し出されているよう。
さてマキロイが映画出演に至ったそのワケは…。先日ロンドンで行われたヨーロッパプレミアで、デビット・フランケル監督がその経緯を明らかにしたのだが、ことは昨年、25年の『プレーヤーズ選手権』にさかのぼる。
マキロイは月曜に延長されたJJ・スポーン(米国)とのプレーオフを制して勝利。優勝会見で「土曜日の夜、どのようにリラックスしたか」と聞かれたマキロイは「3日目のプレーに少しがっかりしていたので、気持ちをリセットしなければいけないと思った。ホテルに戻ってゴルフを忘れようと思い、ルームサービスで食事をして、『プラダを着た悪魔』を少し見て眠ったよ」と応えた。マキロイの大ファンというフランケル監督はこの発言を見逃さずにオファーをした。
「カメオ出演で、一番楽しみで驚かせるはずだったのはファッション業界の人ではない。マキロイが出演してくれたのは本当にうれしかった。とても気さくで、そして素晴らしい俳優だった」と称賛した。
昨年はNetflix配信の『ハッピー・ギルモア2』にも出演したマキロイ。ますます演技に磨きがかかったのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
