「きょう打ったほうが…」 中島啓太はバーディパットを残して日没サスぺ、その意図は?
米国男子ツアー「ジェネシス招待」の2日目。中島啓太は4ホールを残して日没順延となった。
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2023年2月18日 05時00分
<ジェネシス招待 2日目◇17日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
日没サスペンデッドとなった2日目。中島啓太は4ホールを残してプレーを終えた。14番まで消化して1イーグル・1バーディ・3ボギー、トータル3オーバーはカットラインに2打及ばない状況となっている。
全体最終組としてスタートした中島。出だし1番はツアーでも飛距離が短いパー5で、残り178ヤードの2打目をピン奥7メートルに乗せるとこれを決めた。だが4、9番のボギーで“貯金”を使い果たしての折り返し。「改善されている部分はあると思うけど、ショートパットを外したりとかがまだある」と伸ばし切ることはできなかった。
15番ホールで日没順延を告げるホーンが鳴った後、中島はすぐにコースから引き上げずに2打目を放った。その意図について、「あしたの朝はグリーンがきれいになってしまうので、大きく跳ねるかなと思った。きょう打った方が柔らかいかなと思った。左足下がりだったけど、止まってくれるかなと」。どうしたらスコアに、あすにつながるか。最後の最後まで気を抜かずに計算。14メートルのバーディパットにつけたところで、2日目のプレーを終えた。
カットラインまであと2つ。「18番も風がアゲンストじゃなければ長い番手は残らない」と、残り4ホールでのスコアメイクをイメージしていく。今年米ツアーはこれが3戦目。「もちろん予選通過を目指したいし、いいショットを打っていいパットを決められるよう、あしたに備えたい」。2戦ぶりの週末進出を見据える。