<全米プロ 事前情報◇11日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7394ヤード・パー70>
ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外のアロニミンクGCは、1962年以来64年ぶりとなる全米プロゴルフ選手権の開催に沸いている。4月の「マスターズ」を制し、メジャー連勝がかかるローリー・マキロイ(北アイルランド)は12日、公式会見に出席した。
2018年には「BMW選手権」が行われた同コースについて、マキロイは「現在のゴルフではこのコースがあらゆる技術を試されるものかは不明だが、ティショットの戦略性はほとんど必要ない。基本的にはドライバーを思い切り打ち、そこからどう攻めるかを考えればいい」と分析。「2023年のオークヒルと同様で、伝統のあるコースで木が伐採されたらティショットの戦略性はそれほど重要ではなくなる」と続けた。
そのうえで「今週はグリーンが最大の焦点だ。グリーン上の正しい位置にボールを乗せ、できるだけホールの手前にボールを残すようにすることそれが今週の鍵だと思う」と攻略のポイントを挙げた。
マキロイは同コースでの実戦経験は4ラウンドのみだが、今季マスターズ同様、2週前に現地入りして練習ラウンドを行い、グリーンの形状やグリーン周りを入念にチェックしていた。
しかし、この日の練習ラウンド中に異変が起きた。3番フェアウェイで座り込み、靴と靴下を脱いで右足を確認。その後、4番ティでラウンドを切り上げ、クラブハウスへと戻った。
マキロイは前週の「トゥルーイスト選手権」で「右足の小指の爪の下に水ぶくれができている」と明かしており、最終日には足を引きずる様子も見られていた。それでも19位で終え、「良いプレーができなかったことをケガのせいにしたくない」と話していた。
クラブハウスではチームスタッフが複数のシューズを用意する姿も見られたが、本人は「立っているときは痛くない」と説明した。
開幕は2日後。第1ラウンドは午前8時49分(米東部時間)、ジョーダン・スピース(米国)、ジョン・ラーム(スペイン)とともに10番からスタートする。(文・武川玲子=米国在住)