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久々の優勝争いへ「自信はある」 石坂友宏が目指すリベンジ

久々の優勝争いへ「自信はある」 石坂友宏が目指すリベンジ

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年6月26日 18時03分

眠れる21歳が目を覚ます 石坂友宏が逆転優勝に意欲
眠れる21歳が目を覚ます 石坂友宏が逆転優勝に意欲 (撮影:上山敬太)
ダンロップスリクソン福島オープン 3日目◇26日◇グランディ那須白河GC(福島県)◇6961ヤード・パー72>

観客の待つコースへ、「さあ、魅了してくるぞ!」と気合いを入れて出て行く。昨年の「ダンロップフェニックス」での優勝争いからくすぶっていた石坂友宏が、息を吹き返した。

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トップの時松隆光と4打差で迎えた第3ラウンドは、スタートからチャンスにつけて歓声を浴びる。3メートルを沈めてバーディ発進を決めると、3番から3連続バーディ。前半で「31」をマークして伸ばし合いについて行ったが、時松との差は4打差のままだった。

「差を詰めるために、入れなきゃって気持ちがたぶんあった」と、後半からは焦りが出た。11番で5メートルを沈めて6つ目のバーディを獲ったが、14番では1メートル弱が決めきれずにチャンスを逃す。16番パー4では、3パットを叩いて44ホールぶりにボギーが出た。それでも、ギャラリーが待つ18番グリーンで、1.5メートルにつけてバーディ締め。『ナイスプレー』の声援を受け、トータル17アンダー、時松と3打差の2位タイにつけた。

久々の優勝争いに向けて、準備はできている。ダンロップフェニックスでは金谷拓実との4ホールに渡るプレーオフに敗れたものの、一躍知名度を上げた。しかし、その後は「東建ホームメイトカップ」の8位タイを最後にトップ10入りはなし。連戦の疲れがたまって肩を痛めていたが、ケアもしてすっかり調子も戻ってきた。「今までは、ただゴルフさえできればいいと思っていた甘さがあった。自信はあります」と、3打差を詰める覚悟は決めている。

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