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ゴルフ場のためにできた駅? ホームから徒歩20歩のゴルフ場はなんのため? 古賀GC昔語り【記者の目】

ゴルフ場のためにできた駅? ホームから徒歩20歩のゴルフ場はなんのため? 古賀GC昔語り【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年10月22日 14時47分

福岡は飯塚を含む地域をまたいで、筑豊炭田という戦前最大の炭鉱があった。しかし、戦後に炭鉱は閉鎖され、「全員ではありませんが、務められなくなった人をゴルフ場で従業員としてゴルフ場にきてもらった。当時は今の倍ほど人もいましたし、通勤のためにも電車が必要だろうということで、目の前に駅を作った」という一説もある。

西鉄に確認してみたが、当時の資料はなく詳細は不明とのこと。「もともと、ここの土地の7割が西鉄さんの土地だった」こと、加えて駅ができたのが1958年(昭和28年)10月、古賀GCがオープンしたのが同年ということを踏まえると、間違いでもないかもしれない。

ゴルフ場を見守ってきた駅は、利用者減により宮地岳線が廃止となったため、2007年4月に駅も取り壊しとなった。「08年に日本オープンが開催されたときには、もうなくなっていたんですよね」と、少し残念そうに語る。

08年大会では、青木氏はまだ支配人ではなく、グリーンキーバーを務めていた。当時は大会に向けてのコース整備と、芝の育成のことを考えて奮闘。当時から、ナショナルオープンにふさわしいセッティングになるように務めてきた。「今回は支配人として大会に携わって、あらためてコースの大切さを認識させていただきました。皆さんの期待を裏切らないようにと管理や準備をしてきました」。今年も、4日間を終えてアンダーパーはなしという難度に仕上がった。元世界ランク1位のアダム・スコット(オーストラリア)も、美しいコースだと感嘆の声を支配人に伝えていた。

線路と駅があった場所は、現在はゴルフ場が買い取ってコースの敷地の側道になっている。古賀での第1回日本オープンを見守った名物は無くなってしまったが、ナショナルオープンにふさわしい名門コースのい出で立ちは、46年前と変わっていない。(文・谷口愛純)

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