テークバックでクラブをヒョイと上げたり、トップの位置が安定しないのは肩甲骨周りの硬さが原因だ。肩やワキの下の筋肉をほぐし、鍛えることで腕と体が一体化して菅楓華みたいなアークの大きなスイングが作れる。
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ヘッドの重さを利用しながら遠心力を使ってスイングすれば、安定した軌道でスイングスピードを上げることができます。つまり、菅楓華プロみたいに遠心力を使うことで飛距離も方向性もアップするわけです。遠心力を大きくするために欠かせないのが肩甲冑周りの筋力や柔軟性です。
肩甲骨を動かしてスイングアークが大きくなれば遠心力が生まれやすくなる上、腕と体の動きが一体化しやすくなります。手打ちで悩んでいる人は、ぜひ肩甲骨周りのエクササイズを試してください。
1つ目のメニューは両ヒジをグルグル回すストレッチ。スタートポジションは両手で両肩に触れた姿勢。肩に手を触れたまま、両腕で耳を擦りながらヒジを真上に上げ、続いて両ヒジをヨコに大きく開きましょう。体がのけぞらないように注意しながらヒジで大きい円を10回描きます。手打ち気味の人はラウンドの合間にも取り入れることで、肩甲骨周りがほぐれるようになります。
2つ目のメニューは、両ヒジを真上に上げてワキやワキの下などの筋肉をほぐすストレッチ。イスに座った状態で、両ヒザと両ヒジをピッタリとくっつけてセットしましょう。この状態をキープしながら腕を真上に上げます。目安は10回1セット。これをラウンド前の朝イチに行えば、一番ホールからでもスムーズに振り抜くことができます。
まずはどちらのメニューも毎日少しずつ行うことから始めてください。
◾️常住充隆
つねずみ・みつたか/1972年生まれ、千葉県出身。整体師、スポーツトレーナーの資格を持つプロゴルファー。運動医学、生理学、トレーニング論をベースに独自のスイング論を提唱。
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