高MOIヘッドは、手首を固めてフェースの開閉を抑えて振るのが曲げない基本。「ただ、マキロイのように方向性を担保しつつ飛ばしたいときは手首をゆるゆるに握ると、飛距離を稼げます」とPGAプロを分析する片岡大育。そのセットアップのやり方を教えてもらった。
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フェアウェイが広いパー5では、飛距離を稼ぎたいところです。そんなときにオススメなのが、クラブを一度立ててからグリップし、脱力して振る方法です。320ヤードを真っすぐ飛ばすマキロイのように、方向性を高めながら飛距離も狙いたい人には試してほしい打ち方です。
最新の高MOIドライバーで曲げずに飛ばす基本は、手首を固めて、手元が胸の前から外れないようにしながらフェースの開閉を抑えることです。まずは手首をしっかり固定して方向性を安定させるのがいいでしょう。そのうえで、方向性が安定してきたら、グリッププレッシャーを弱めて飛距離を伸ばす打ち方を覚えてほしいと思います。
やり方は簡単です。クラブを胸の前に持ち上げて真っすぐ立てたら、一番軽く感じるポジションで脱力してグリップします。右手のひらと親指の間に隙間が空くくらいで構いません。スイング中もクラブが落ちない程度の力加減を意識し、余計な力を入れないようにしてください。
アドレスでは右足を広げてワイドスタンスに構え、左右の重心移動を使いながら、少しだけ振り遅れる感覚で振ります。手首を固めたままだとそのまま振り遅れてしまいますが、脱力して握れていればヘッドが走り、しっかりボールをつかまえられます。
私の場合、この打ち方をするとドライバーのキャリーが260ヤードから270ヤードまで伸びます。スライスが出てしまうときにも有効なので、ぜひラウンド中に試してみてください。
また、飛距離を伸ばすためには、手首の柔軟性も大切です。私自身も試合へ向かう車の中や、ラウンド中に手首をほぐすようにしています。スイング中に意識的に手首を使う必要はありませんが、実際には手首も動いています。手首の可動域が広いほうがクラブをスムーズに動かしやすくなり、結果として飛距離アップにもつながります。ぜひ普段から手首の柔軟性を高めることを意識してみてください。
■片岡大育
かたおか・だいすけ/1988年生まれ、高知県出身。2017年までにツアーで3勝を挙げるも、19年にドライバーの不振からシードを手放す。そこから徐々に復調し、25年のファイナルQTで1位通過。今季の出場権を掴んだ。Kochi黒潮カントリークラブ所属
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