配当金が出続ける超優良株が狙い目! 株はランキングを参考にするのが正解だった【ゴルフ資金作り】
投資中級者への階段を上り始めた編集K。そこで今、気になって仕方がないのが「連続増配」という耳慣れない言葉。そこで「配当」の勉強を始めてみた。
配信日時:2024年12月5日 07時30分
老後のゴルフ代を捻出するために株の知識を蓄えている編集K。そんなときに気になったのが、「連続増配」という耳慣れない言葉。より深い知識を得るため、信頼を置く美人トレーダーの若林史江さんに疑問をぶつけることにした。
――老後のゴルフ代を捻出するために株価を見るのですが、「配当」という言葉をよく聞きます。「配当」は企業が儲かったお金を株主に還元するお金のことで、「連続増配」とはこの配当が増え続けていることですよね?
業績が改善したときや、株主を重視する対策として、配当金を増やすことを「増配」といいます。業績が上がっている企業でなければ高い配当は出せないし、「連続増配」もできないので、単純にそれは良い銘柄だという認識は持っておくべきです。
――なるほど。そういう株はゴルフ代の捻出にいいですね。
「連続増配」の株だけを選んだランキングがあるので、ぜひチェックしてみてください。有名なところだと、花王やニトリなどが上位に挙がっています。花王は34期連続、ニトリは21期連続で増配を続けている超優良企業なんですよ。
――それはもう、誰もが知っている優良株ですよね。
そんな「連続増配」の株だけを集めた投資信託もあります。「iFreeNEXT日経連続増配株指数」は10年以上連続増配の日本株70銘柄を集めた商品なので、注目ですね。また、米国の代表的な株式指数S&P500銘柄のうち、25年以上の連続増配の67銘柄を集めた「トレイサーズS&P500配当貴族インデックス」という投資信託も面白いですよ。
――これから大化けするような有望な株はないんですか?
それなら、高配当の株を狙うのもありです。配当利回りランキングがあるので、チェックしてもいいかもしれません。ただ、オススメは「連続増配」の株ですが……。
――なるほど。やはり「連続増配」の株が初・中級者にはいいんですね。
実は「連続増配」の銘柄を買うタイミングで一番面白いのは今年もあった大暴落のとき。「連続増配」しているという裏付けがある上に、ただ単に市場全体の受給バランスが崩れて株価が下がっているわけですから。
――そうだったのか! 次はいつがチャンスですか?
数年に一回くらいしかないんですけど(笑)。
――数年に1回かぁ……残念。
中長期的にちゃんと配当金をもらって株価上昇も欲しいなら、やっぱり「連続増配」の銘柄や投資信託を選ぶのが大事です。それにプラスして長期で投資するにあたって割安なものやトレンドが上向いているもの、財務が健全かどうかを見るのも大事。その中でずっと業績が上がっていって、配当金を増やしてくれる会社。安心安全な銘柄に絞っていくと、おのずと決まっていきますよ。
――安心安全な銘柄を探します。そうすれば老後のゴルフ代捻出も叶うかも……。
【覚えておきたい用語】
■配当利回り
一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割って計算する。現在の株価が1,000円で、配当金が年10円だと、配当利回りは1%の計算となる。
■連続増配株
安定した収益を裏付けに、配当を増やし続けている企業の株を指す。配当は企業の利益から支払われているため、健全な財務体質であることの判断材料にもなる。
解説/若林史江
20歳で株式投資を始めた元祖・美人トレーダー。近著に『証券口座の開き方から教えます! 投資の学校 1年生1学期』(宝島社)。TOKYO MX『5時に夢中!』出演中。ゴルフ歴23年、ベストスコア76。
(構成/日本ゴルフジャーナリスト協会会長・小川 朗)
◇ ◇ ◇
強くて可愛い姿にメロメロ♥→関連記事【韓国女子ツアーは美人だらけ!「実力と美貌を兼ね備えた選りすぐりの10人を写真で紹介」】をチェック!
お父さんゴルファーの『錬金術』